一人暮らしに慣れてくると、洗濯の面倒さがだんだん気になってきませんか。
はっきり言って、家事の中でもぼくは洗濯が一番嫌いです。
「狭い部屋だと干している衣類が視界に入りやすいから」「比較的寒い地域在中なので服が乾きづらいから」など理由は様々ですが、一番はやっぱり「シンプルに面倒」だから。
- 面倒な洗濯作業の上手なサボり方
- 洗濯作業の時短方法
10年以上一人暮らしをしてきた筆者が普段実践している「大嫌いな洗濯のサボり方」について分かりやすくまとめました。
あらかじめ断っておくと、洗濯物を干す、たたむといった作業時間を、それぞれ5分程度短縮する程度のノウハウとなります。
が、洗濯を100回行えば、500~1000分(約8~17時間)減らすことが可能。これだけあればゲーム1週クリアできたり、映画だったら5本くらい見れたりできそうですよね?
時間がない時間がないと口癖のように言っている人のために、数分でさくっと眺めることができる内容となっています。ぜひ最後までご覧ください。
一人暮らしにおすすめ!面倒な洗濯の上手なサボり方7選
一人暮らしの面倒な洗濯作業を少しでも楽にするために、ぼくがやっていること、もしくは取り入れると効果的な手段を7つお伝えします。
- ハンガーにかけたままクローゼットに戻す
- 使っている衣類を洗濯の手間がかかりづらいものにする
- 洗濯の頻度を見直す
- 負担の少ない姿勢で洗濯を干す・たたむ
- 大きな衣類からハンガーにかける
- 家事代行サービスに洗濯をしてもらう
- 乾燥機能付きの洗濯機を選ぶ
ハンガーにかけたままクローゼットに戻す
乾いた洗濯物をクローゼットに戻すとき、わざわざ物干しざお用のハンガーからクローゼット用のハンガーにかけ替える必要はありません。
ハンガーごと物干しざおからクローゼットにかけ直す。これが本当に楽!
洗濯の煩雑さをなくすことはもちろん、ちょっとした工夫の割に時短効率がかなり良いので一押しの方法です。
狭い部屋の大きなアドバンテージとして、行きたい場所にすぐアクセスできる点があります。
洗濯を干している場所が窓際、クローゼットが部屋の対面位置にあったとしても、数秒で衣類を移動させることができます。
使用するハンガーは高級なものにする必要はありません。あとから買い足すことも考慮して、同じ商品を用意しやすい全国チェーン店やネットショッピングで購入するのがおすすめです。
(たとえば下記のような商品など)
使っている衣類を洗濯の手間がかかりづらいものにする
普段使用する衣類を厳選することで、洗濯の手間を少なくできます。
- 靴下などはすべて同じものを使用する
- シワ防止の衣類を使う
- 乾きやすい衣類を使う
コストが大幅にかかる方法はありませんので、よかったらご検討を。
靴下などはすべて同じものを使用する
靴下など、と題打ちましたが、まあ基本的に靴下だけでいいですね。
デザインがバラバラの靴下を使っているよりも、1ペアの組み合わせを洗濯かごから取り出すのが簡単になりますよ。
毎日着るものや履くもので迷ってしまう人は、インナーや下着なども統一してしまってもいいでしょう。悩む時間がカットできて大事な時間を節約できます。
シワ防止の衣類を使う
ワイシャツなどパリッとさせたいものはシワ防止のデザインがおすすめ。
アイロンをかけるのは手間ですし、アイロン本体やアイロン台といった道具類を保管しておくスペースも必要なくなります。
狭い部屋に使用頻度の低いアイテムを保管しておくのはもったいないです
日常的にスーツを着る社会人だけでなく、学生さんも就活がありますからね。多少金額がかさんだとしても、「形状記憶」のワイシャツを選んだほうが他にやるべきことに時間を割くことができますよ。
乾きやすい衣類を使う
乾いていない衣類を収納することはできません。
ただでさえ狭い部屋の一画を、乾いていない洗濯物が陣取っているのはスペースの無駄。
夏場は麻の衣類を中心にするのがおすすめ。着心地がサラッとしていて、汗をかいてもすぐに乾くところは個人的にありがたいです。
冬場はチャックやボタンなどでフロントを止めるデザインがいいと思います。セーター類に比べて内側まで空気の循環が行われやすく、乾燥までの時間が早いです。
洗濯の作業時間が少なくなるわけではありませんが、早く乾いてくれる分、取り込み作業と自分の都合がいいタイミングをマッチさせやすくなります。
とはいえこればっかりは服の好みもあるので、こだわりがなければ採用してみるくらいでもいいかもしれません。
万人におすすめなのは、バスタオルの廃止。
1回の入浴でバスタオル1枚はコスパが悪い
よほど大柄な体格でもなければ、身体を拭くのはもう少し小さいタオルで十分です。
おすすめはタオル研究所のフェイスタオル(orビッグフェイスタオル)。吸水性が優れている点や繊維が崩れにくく長持ちしやすい点などで高い評価を受けている商品です。
洗濯の頻度を見直す
一人暮らしを始めたばかりだと、頑張って毎日洗濯する人も多くいるようです。
が、正直一人暮らし生活でそんなに毎日毎日洗濯をするほど衣類が汚れることはほぼありません。ですので、
一週間に2~3回で十分
です。洗濯をスケジュール管理しておくのもおすすめですね。
参考までにぼくの場合、週の真ん中(水曜日)と、時間に余裕がある金曜・日曜を洗濯曜日としています。
人によって洗濯物の溜まり方も違うとは思いますが、それでもやっぱり毎日洗濯するのは精神的にもお財布的にも優しくありません。
負担の少ない姿勢で洗濯を干す・たたむ
身体に負担がかかる姿勢を避けるようにすると、洗濯がツライと感じづらくなります。
- 洗濯物を干すときはなるべくかがまない
- 洗濯物をたたむときは立つ・座るを繰り返さない
洗濯物を干すときは、洗濯かごを椅子や机、ベッドなどに置いて行うこと。かがむことなく衣類に手が届きます。
乾いた洗濯物をたたむときはハンガーからまとめて取り込み、たたむときもまとめて行うのが立ち座りを繰り返す必要がないので効率的。
もしくは立ったまま机など台の上でたたんでしまえば、衣類を仕舞うのがスピーディになるので時短至上主義者向きです。
だからこそ楽な姿勢を意識することは、洗濯を面倒と感じづらくするのに重要だとぼくは考えています。
大きな衣類からハンガーにかける
洗濯物を干すときは、アウターやパンツ、タオルなど大きなものからハンガーにかけていきましょう。
ロープレ系のゲーム経験者なら「複数の敵が現れたら弱い敵から倒すのが定石」という意識が働くかもしれません。が洗濯の場合は逆。
これは経験的に感じる部分が大きいのですが、洗濯機から取り出した衣類は、小物の衣類が大物の衣類同士の間に挟まって引っ張り出しづらいことが多いです。
以上のことから上着やタオルなどを先に干して、あとから靴下やパンツ、ハンカチなどの小物類を干してみてください。
ただし圧倒的に小物の衣類が多い人は、僅かな大物を探す手間の方が大きくなることもあるので、ケースバイケースということで。
家事代行サービスに洗濯をしてもらう
家事代行サービスに洗濯、その他の家事を丸投げしてしまう方法もあります。
- 仕事としてやってくれるので、丁寧に洗濯してくれる
- 洗濯以外の家事(食事の準備や部屋の掃除、買い出しなど)もやってもらえる
家事代行を利用すると主に上記のようなメリットがあります。なんだか使用人ができたみたいでリッチな気分になりますよね。
ただ個人的に、この方法って正直そこまで推奨はしていません。
理由は複数あるのですが、ざっくりいうと、
- コストがかかる
- 知らない人が長時間部屋に上がり込むことになる
- 物損が発生する可能性がゼロではない
ただでさえ狭い一人暮らしの空間。そこに見ず知らずの人が入って長時間作業をするのは、ストレスに感じる人も多いはず。
自身の外出中に洗濯等の作業をしてもらうことも可能ですが、そもそも家事に慣れないうちから他人任せにしてしまうのが、ちょっと違うような気がします。
家事が面倒で大変なことだと知り、それを少しでも楽して行えるよう工夫するのが、後学のためになるのではないでしょうか。
時短の究極を求める人にとっては、家事代行がお金を払うだけの価値あるサービスになることは否定しません。
ですので洗濯より他にやるべき大事なことがある人は検討してみてくださいね。
乾燥機能付きの洗濯機を選ぶ
紹介しようか迷いましたが、やっぱり紹介させてください。洗濯乾燥機、最強です。
主なメリット
- 洗濯を干す手間を省略できる(一部の衣類を覗く)
- 熱による殺菌や黄ばみ除去効果
さらにドラム式の洗濯乾燥機なら
- 水道代の節約になる
- 見た目が都会的でおしゃれ
などなど……
もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。
購入したあとになって「いやこれうちには置けないじゃん」となったら目も当てられません。
お世辞にも手が出しやすい価格と言えないことから、一人暮らし初心者が設置するにはかなりハードルも高いです。ということで紹介しておいて難ですが、こだわりがなければ無理に用意する必要はなし。
ですが長期的な目線で考えると、生活の質を向上させるアイテムであることは疑う余地がありません。
ですので洗濯乾燥機(便宜上、ドラム式洗濯機としますね)が購入できないうちは、サブスク・レンタルサービスで借りた洗濯機を使うのがいいでしょう。
お金が貯まったタイミングで本命のドラム式洗濯機を買うのが、無理のない選択肢としておすすめです。
まとめ
ここまで、洗濯物を干していたら手が滑って床に落としてしまい、掃除が行き届いていなかったことで大量の埃が付着したときのようなやり場のない憤りを感じる文章に目を通していただき、ありがとうございました。
最後に今回のポイントをプレイバック。
面倒な洗濯の手間を減らす方法
- ハンガーにかけたままクローゼットに戻す → 使用中のハンガーを統一するとグッド
- 使っている衣類を洗濯の手間がかかりづらいものにする → 干す・たたむ・収納する作業を脳死でできるようになる
- 洗濯の頻度を見直す → 毎日洗濯するのは衣類も精神も擦り切れます
- 負担の少ない姿勢で洗濯を干す・たたむ → 人間、楽を好む
- 大きな衣類からハンガーにかける → 作業が捗っている感覚を得やすい
- 家事代行サービスに洗濯をしてもらう → 至れり尽くせり。家事の勉強にもなるかも
- 乾燥機能付きの洗濯機を選ぶ → いつかは手に入れたい現代神器の一。まずは予算づくりから
一人暮らしの洗濯をいくら頑張っても、誰からも褒められることはないですし、もちろん報酬が発生することもありません。
洗濯をサボることは悪いことではありません。今回紹介した上手なサボり方を実践して面倒な家事を時短し、一人暮らしを楽しむことに時間をご活用くださいませ。
それではまた!