「これから一人暮らしを始めるけど、想定していたより狭い部屋に住むことになりそう……」
「部屋は広く使いたいけど、小さなベッドはなるべく避けたい。今度寝具を買い替えるときのおすすめを教えて」
このような悩みや希望がある人は、まずこちらの記事をご覧ください。
- 狭い部屋におすすめの寝具
- なぜおすすめなのか、その理由
10年以上6帖1Kや7帖の1ルームに住み続けた九九位が、厳選した5つの寝具を紹介します。
なお、今回は見た目上の広さではなく、部屋面積の圧迫を抑えることができるか、という観点でラインナップしました。
それらの紹介はまたいづれ。
今回の記事で紹介する寝具を使うことで、自由に使える部屋面積が拡大。実質1帖ほど広い部屋に住むことができます。
ちなみに、1帖=縦1820cm×横910cm の広さとなります。
その話は置いておき、さっそく本題に入っていきましょう。
折りたたみベッド|一人暮らしビギナーに強く推奨
引用:ネルコンシェルジュ
まず紹介するのは折りたたみベッド。ぼくの中では、初めての一人暮らしに向いている寝具ランキング殿堂入りの逸材です。
折りたたみベッドの評価
省スペース性 | 5点 |
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寝心地 | 3.5点 |
使いやすさ | 3.5点 |
価格 | 4.5点 |
未使用時に折りたたんで壁際に寄せておけば、動作空間がもの凄く広がるのが折りたたみベッド最大の長所。
筋トレやストレッチ、作業スペースの確保などにとても便利。キャスター付きの商品が多く動かしやすいことで、模様替えもしやすいです。
一人暮らし始めたては部屋づくりに試行錯誤をしたいもの。1番動かしづらい寝具を折りたたみベッドにすることで、模様替えがスムーズに行えます。
収納付きベッド|トップクラスの機能性家具
引用:ネルコンシェルジュ
生活に必要なものが多い人、備え付けの収納スペースがない部屋に住んでいる人は、収納付きベッドを寝具の選択肢に入れてもいいでしょう。
評価
省スペース性 | 3.5点 |
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寝心地 | 4.5点 |
使いやすさ | 4.5点 |
価格 | 3.0点 |
収納付きベッドはその名のとおり、収納機能がついたベッドです。
マットレスの下にものを入れるスペースが備わっています。狭い部屋では1つで2つの機能を持つ家具が重宝されますが、収納付きベッドはまさにその際たるもの。
生活必需品の予備などを入れれば、部屋をすっきりおしゃれな空間に近づけることもできます。
ただし管理が悪いと湿気によりカビや臭いが発生することもあります。
シリカゲルなどの乾燥剤を入れておく、床下に十分な大きさの通気口がある商品を選ぶなどの対策をするのがおすすめです。
ソファベッド|3人掛けソファも夢じゃありません
引用:ネルコンシェルジュ
一人暮らし憧れの家具といえばソファ。ソファベッドであれば、寝具とソファを、1箇所分のスペースで使用できます。
省スペース性 | 3.5点 ※ソファを置く前提なら5点 |
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寝心地 | 4.0点 |
使いやすさ | 3.5点 |
価格 | 2.5点 |
ベッドに次いで、部屋の面積を大きく圧迫する家具の1つがソファ。
しかも6帖前後の限られた空間では2人掛けのソファどころか1人掛けのソファですら、配置するには工夫が必要です。
また日中はソファとして使うため、ベッドのサイズはセミダブルやダブルなど欲張った大きさの商品を選んだとしても、部屋が狭くて過ごしづらいというデメリットが発生しづらいです。
欠点として、座り心地や寝心地にこだわると、寝具としてはそこそこコストをかける必要性が出てきます。
ロフトベッド|縦のスペースも無駄にしない
引用:ネルコンシェルジュ
ロフト付き物件を希望して部屋探しをする人は少なくありません。もし家賃が思ったよりも高くて諦めてしまったのなら、ロフトベッドは救世主となりえます。
評価
省スペース性 | 4.5点 |
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寝心地 | 4.0点 |
使いやすさ | 2.0点 |
価格 | 3.5点 |
おすすめとして紹介した手前申し訳ないのですが、ぼくは狭い部屋にロフトベッドは向いていないと考えています。
しかしそのメリット以上にデメリットが気になってしまいました。
とはいえぼくに向かないだけでロフトベッドが寝具の最適解という人もたくさんいます。
もしロフトベッドの購入を検討しているのであれば、デメリットも視野に入れて後悔のない買い物をしてください。
布団|シンプルイズベスト
ミニマリストの方がよく利用している布団。狭い部屋の生活でも、布団は選択肢に加える価値があります。
省スペース性 | 5点 |
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寝心地 | 4.5点 |
使いやすさ | 4.5点 |
価格 | 4.5点 |
ベッドであれば決まった位置に設置して使用することが基本となりますが、布団であれば、部屋の空いている場所に広げて使うことができます。
寝るときだけ使用するものなので、導線やインテリアコーディネートなども気にする必要なし。
柔軟性があるので、十分なスペースがない家具と家具の隙間に敷いて使えるフレキシブルなところも、布団の大きな利点です。
部屋が狭く、家具が部屋面積を圧迫しているのであれば、布団を寝具として採用するのはとてもおすすめとなります。
ただし、布団を収納するのに十分なクローゼットなど収納スペースがないと、たたんで部屋に出しっぱなしにせざるを得ません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
狭い部屋を広くする寝具はいろいろありますが、その人の現在の暮らし型やどんな生活空間をつくりたいかでおすすめは変わってきます。
利便性で寝具を選ぶことはとても大切ですが、自分が満足する一人暮らしの生活に「これは絶対必要!」という気持ちを1番大事にしてほしいです。
今回おすすめした寝具の中に、理想の部屋づくりができそうな寝具があったなら幸いです。
ちなみに本記事内で引用させていただいた画像は、寝具の老舗『ネルコンシェルジュ』さんにて、実際に販売されているものです。
頻繁にクーポンの配布もしているので、安くなったときを見計らって欲しかったあの商品を購入! というのもいいかもしれませんね。
それではまた。
ぼくの体育の成績が1よりの2だったこと、ばらさないでいただけると助かります。
今度こそまた!