一人暮らしの難敵のひとつ、洗濯。特に部屋干しは乾きづらくて厄介なことから嫌いな人も多いのではないでしょうか。
- 部屋干しで洗濯物がいつまでも乾かず困っている人
- 部屋干し臭の原因が分からず困っている人
この記事を眺めるだけで、洗濯物が今までよりも格段に速く乾き、部屋干しによるいやな臭いが発生しづらくなります。
狭い部屋だと洗濯物が視界に入ってきやすく、いくらおしゃれなインテリア空間をつくっても台無しになりがち。
生活感の少ない都会的な空間をつくりたい人にも有益な情報となっていますので、気になるところだけでもご覧ください。
部屋干しの乾きづらさと部屋干し臭の原因
前提として部屋干しが乾きにくい物理的な原因を知っておきましょう。大丈夫、めちゃくちゃシンプルなので秒で覚えられます。
洗濯物の乾きやすさに影響する要素は下記の3点です。
- 温度
- 湿度
- 風通し
上記を踏まえて洗濯物が乾きやすい環境というのは「温度が高い」「湿度が低い」「風の通りが良い」状態となります。
逆に言うと上記3つの条件を満たしているなら、たとえ真冬や梅雨時期の部屋干し環境下であっても、洗濯物はすぐに乾くということ。
それから部屋干しによる生乾きの臭い――いわゆる部屋干し臭の原因について。
臭いの発生原となっているのは、簡単に言うと衣類に湧いた「雑菌」です。
長時間衣類が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなってしまう
つまり短時間で洗濯物を乾燥させることができれば、雑菌による部屋干し臭を防ぐことができます。
自分が感じている臭いは、当然近くにいる他人も感じ取っていますからね。
といった予備知識を備えたところで、本題に参りましょう。
部屋干しでも清潔感のある衣類を着たい人は、引き続きご覧くださいませ。
狭い部屋で効果的な部屋干しノウハウ10選
では狭い部屋でも効果が出やすい部屋干しノウハウを紹介していきます。
- 扇風機やサーキュレーターに頼る
- 洗濯物の干し方を工夫する
- ハンガーにかける前に軽く振る
- 1回の洗濯量を調整する
- 廊下や浴室なども洗濯を干す場所として利用する
- 部屋干し用の洗剤を使う
- 脱水を長めに行う
- 冬でも日中天気がいいなら外干しをしてみる
- なるべく高いところに干す
- 乾燥機能付きの洗濯機を検討する
他のサイトを見ると部屋干しノウハウは他にもごまんとありますが、コスパや手間の面から、面倒くさがりでも継続できる方法に厳選したつもりです。
また各ノウハウについて、下記3つの項目を☆の数で評価しました。
手軽さ | 簡単で時間がかからないと高ポイント |
乾きやすさ | 乾燥スピードアップにつながりやすいと高ポイント |
費用 | コストがかかりづらいと高ポイント |
※☆5つ=めちゃおすすめ ☆1つ=何もしないよりマシ
紹介した全部を実践するのは大変だと思いますので、評価も参考にしつつ「これなら自分と相性良さそう!」というノウハウだけでも実生活に取り入れてみてくださいませ。
扇風機やサーキュレーターに頼る
手軽さ | 4.5点 |
乾きやすさ | 4.0点 |
費用 | 3.5点 |
扇風機やサーキュレーターをお持ちの人は、部屋干しをしたらすぐに洗濯物に風を当てるようにしましょう。
理由:強制的に風通しのいい環境をつくってくれる
みなさんお住いの建物には24時間換気システムが備わっていると思います。
(厳密に言うと違うのですが、要するに換気扇のことですね)
それにより居室の中は常に空気が循環。……しているのですが、アパートの24時間換気システムは設備費を抑えていることが多いため、お世辞にも風通しがいいとは言えません。
衣類に直接風を当てることができるため、こと「風通し」という面では最強です。
- 浴室使用後の除湿にも効果的!
- 個人的には夏の暑さ対策にも併用できる扇風機がおすすめ
オールシーズン使える扇風機やサーキュレーターは、収納場所を確保する必要がない点からも、狭い部屋向きの部屋干し対策アイテムとぼくは考えます。
洗濯物の干し方を工夫する
手軽さ | 3.0点 |
乾きやすさ | 3.5点 |
費用 | 4.5点 |
上記のタイトルだけだと漠然としているので、いくつか例を紹介しますね。
※上記評価は、紹介する3つの平均点で算出
- 厚手の衣類はなるべく隣り合わせにしない
- 裏表をひっくり返して干す
- アーチ干しをしてみる
厚手の衣類はなるべく隣り合わせにしない
セーターやスウェット、バスタオルなどを干す場合は、なるべく間に薄手の衣類を挟むようにしましょう。
理由:水分が逃げるスペースを確保するため
厚手の衣類同士が隣り合っていると、隙間から逃げる水分が渋滞を起こしてしまいます。
裏表をひっくり返して干す
ジーンズや冬物衣類など内側が乾きづらい衣類に効果的な方法です。
理由:水分が蒸発しづらく、生乾きの匂いが残りやすいため
洗いたてのジーンズ、表面はしっかり乾いているのに、足を通したらなんだかしっとりしている、なんて経験がある人は少なからずいるのではないでしょうか。
ついでにバスタオルをハンガーにかけて干している人。ある程度干している時間が経過したら裏表をひっくり返すと、両面清潔に仕上がりますよ。
アーチ干しをしてみる
聞き慣れない干し方かもしれませんが、別に難しいテクニックは必要ありません。
理由:内側に小物、外側に大物の衣類を干すだけだから
外側にタオルや足ふきマットなど、内側に靴下や下着類を干すと、ちょうど上のイメージ図のようになると思います。
暖かい空気は上に向かって流れるという話を聞いたことがある人も多いはず。
紹介したアーチ干しはその自然法則を上手く利用。内側に向かって空気の流れができており、暖かい空気が洗濯物全体に流れやすくなります。
上手な洗濯のやり方を紹介した記事でもちらっと解説しましたが、あとから中・小の衣類を干すようにすると、上記のアーチ干しがよりスムーズにできますよ。
1回の洗濯量を調整する
手軽さ | 2.0点 |
乾きやすさ | 3.5点 |
費用 | 3.5点 |
基本的に一人暮らしの洗濯は、数日分をまとめて行うのがセオリー。ですが冬場や梅雨時期など洗濯物が乾きづらい時期は、1回あたりの洗濯物の量を減らすことも検討してみましょう。
理由:湿度の上昇を抑えられる
洗濯機から取り出した洗濯物は、当然のことながら濡れています。だからこそ乾かすのですが、その際に蒸発した水分は空間内に溜まっていきます。
洗濯物の量が多ければ蒸発する水分も当然多くなり、洗濯物の乾きやすさである「湿度」の要素に悪影響が出やすくなります。
洗濯の頻度が増えてしまう点がデメリットとなりますが、乾かないために干す時間ばかり延び延びになるくらいなら、ぜひお試しを。
廊下や浴室なども洗濯を干す場所として利用する
手軽さ | 3.5点 |
乾きやすさ | 4.0点 |
費用 | 3.5点 |
賃貸でも最初から物干しざおが備わっていることが多いですが、スペース的な問題からたくさんの洗濯物をかけることができません。
その解消策として、居室だけでなく廊下や浴室の空間でも洗濯を干せるようにしてみましょう。
理由:洗濯物の風通しを良くし、湿度の分散もできる
干している洗濯物がお隣同士密集していると、湿度の逃げ道がないので乾きづらさにつながります。また前項で説明したばかりで申し訳ありませんが、湿度が高いと洗濯物は乾きづらいです。
特に廊下は洗濯物を干すフィールドとしてはかなり優秀。空間が狭まっている分空気の流れが大きいため、洗濯物の乾きやすさに貢献してくれます。
ただし狭い部屋だと廊下もそれなりに狭いはずなので、動かしたいときにすぐ動かせるキャスター付きや折りたたみ可能な室内物干しアイテムが必須となるでしょう。
脱水を長めに行う
手軽さ | 3.5点 |
乾きやすさ | 3.5点 |
費用 | 3.5点 |
洗濯中の脱水時間を長くすることで、洗濯物の初期水分量が減り乾ききるまでの時間を短縮できます。
洗濯機の機種により方法は異なりますが、
- 脱水時間を長く設定する
- 脱水回数を増やす(洗濯後、脱水のみのコースで動かす)
のいずれかで対応することになるでしょう。
昔の洗濯機でなければ対応可能なはず。「そんなことできるかな?」という人も、ひとまずご自宅の洗濯機でいつも触れていない操作をしてみてください。
ボタンをポチポチして壊れることはないはずですから、新しい機能発見につながるかもしれませんよ。
ハンガーにかける前に軽く振る
手軽さ | 4.5点 |
乾きやすさ | 3.0点 |
費用 | 5.0点 |
ハンガーにかけようと手に持った衣類のしっとり感が強いなと思ったら、軽く振ってからハンガーにかけるのも、手軽さ・コスト面に優れた方法です。
理由:衣類の水分が飛んで乾燥しやすくなる
すべての衣類にこの方法を実践する必要はありません。「乾いてるときとの重量感差が気になるな」くらい水分量を蓄えている衣類だけで十分。
また洗濯物の種類にもよりますが、この方法を行うと洗濯時にできたシワが伸びて、乾きムラが少なくなることも期待できます。
バサッバサッ!! と強く降る必要はありませんので、女性でも手軽に取り入れることができると思いますよ。
冬でも日中天気がいいなら外干しをしてみる
手軽さ | 2.0点 |
乾きやすさ | 4.0点 |
費用 | 4.5点 |
冬場は寒いから部屋干しするのが当たり前。そんな先入観を捨てて天気のいい日はベランダに洗濯物を干してみてください。
理由:冬でも条件さえよければ部屋干しより早く洗濯物が乾くこともある
気温や湿度の条件があまり良くなくても、風通しは居室よりもいいはず。洗濯物から放出した湿気で窓周辺にカビが発生することの抑制にもつながります。
ただし夏よりも日差しが出ている時間が短いのがネック。帰りが遅くなるときは無理に外干しすると、夕方以降は逆に湿気を吸収してしまうことも……。15時くらいに洗濯物を取り込めるなら実践してみてください。
以上のことから冬の外干しは、天候に左右される点・時間的なしばりなどから手軽さ評価は低め。しかし洗濯物の乾きやすさ・居室の湿気対策は評価高めにしました。
(まれに風で洗濯物が飛ばされ汚れることもあるので、費用評価は4.5としてあります)
なるべく高いところに干す
手軽さ | 4.5点 |
乾きやすさ | 3.5点 |
費用 | 4.5点 |
他の記事でも再三言っていますが、温かい空気は上に溜まります。つまり居室の高いところは低いところより洗濯物を乾かす環境として優れているのです。
突っ張り棒を使っている人は、手の届く範囲で高い位置に設置してみてください。変な場所(部屋の中央付近をまたぐとか)に設置さえしなければ、部屋干し中の洗濯物による圧迫感の緩和も期待できます。
ちなみに我が家にはぶら下がり健康器具があります。上部の鉄棒には早めに乾いてほしいワイシャツなどの仕事着をかけることが多いですね。
部屋干し用の洗剤を使う
手軽さ | 4.5点 |
乾きやすさ | 2.0点 |
費用 | 4.0点 |
洗濯物の乾燥スピードを速める方法ではありませんが、生乾き臭を抑えるのに部屋干し用洗剤を利用する方法も有効です。
部屋干しの独特な臭い、いわゆる生乾きの原因→長時間衣類が濡れたままだったことで繁殖した雑菌
部屋干し用の洗剤は強い殺菌作用があります。洗濯後の衣類が濡れたままの時間が多かったとしても、雑菌の繁殖を抑制してくれます。
洗剤のパッケージに「部屋干し用」と記載されていることが多いので、商品選びに迷うことは少ないはず。
「そういうのって普通の洗剤より高いんでしょ。どれを選んだかいいか分からないよ~」という人は、最後におすすめの洗剤紹介してますので、ご確認を。
乾燥機能付きの洗濯機を検討する
手軽さ | 2.0点 |
乾きやすさ | 5.0点 |
費用 | 1.5点 |
乾燥機能付きの洗濯機を利用すれば、部屋干しどころか「洗濯物を干す」という作業自体を省略できます。
最適解のひとつと言ってもいい対策
とはいえ洗濯機は生活家電の中でも特にイニシャルコストが高いのがネック。乾燥機能付きともなると輪をかけて高額になるため、一人暮らし初心者には手が出しづらいです。
でもそれで全然OK。無理して採用する必要はありません。
理由はいくつかありますが、一番は長く使いたい家電は長く住みたい部屋(もしくは住宅)が決まってから選ぶのが利口な判断だと考えているからです。
PS。縦型の洗濯機にも乾燥機能付きの商品はあります。コストはドラム式よりは多少安価なので「どうしても今すぐ安く入手したい!」という人は検討してもいいかもしれません。
部屋干しも悪いことばかりではない
悪い点ばかりが気になる部屋干しですが、実は多少のメリットもあるのです。
- 天候に左右されない
- 花粉や粉塵などの付着を防げる
- 衣類の変色・劣化を防げる
- 部屋の乾燥を防いでくれる
天候に左右されない
この日は洗濯をする日、というスケジュールを決めている人と、部屋干しは相性がいいです。
「この日は天気予報で快晴と言っていたから、その日にまとめて洗濯をしよう!」と思っていたら、天気予報が大外れで雨模様。そうなったら溜まった洗濯物を前に茫然自失するしかありません。
対して部屋干しなら雨が降ろうが槍が振ろうが、洗濯物には影響がありません。最初からそのことが分かっているので、洗濯をする日を急遽変更する必要がなく、生活の計画が立てやすくなるでしょう。
花粉や粉塵などの付着を防げる
きちんと戸締りをしておけば花粉やPM2.5などが部屋の中に侵入してくることはほとんどありません。
ですので花粉症の人などは、季節によっては天候を問わず部屋干しがマストになるかもしれませんね。
ちなみにぼくは数年前から重度の花粉症を患っています。花粉症の薬を飲んでいないと春先は地獄でして、ピーク時には壊れたウォーターサーバーみたいになることもあります。
現在花粉症でない人も、花粉を吸い続けていると症状を発症する可能性があります。ぼくと同じくウォーターサーバーになりたくない人は、用心のため季節によっては部屋干しをしてみてはいかがでしょうか。
衣類の変色・劣化を防げる
洗濯物が日光との相性が悪いものが多いのであれば、部屋干しを選ぶメリットはより高くなるでしょう。
たとえばシルク素材の衣類は紫外線で変色します。衣類とはちょっと異なりますがシャワーカーテンなどに使用されるナイロン素材も、太陽光とは相性が悪いです。
衣類が他人の目に触れるのを防ぐ
カーテンなどで外からの視線をブロックしている状況下なら、部屋干ししている洗濯物は他人に見られる心配がありません。
男性なはともかく、一人暮らしの女性にとっては大問題
身に付けているものを見られたくないという心理面の問題に加え、女性の一人暮らしということが外部にばれてしまうことの防犯面の問題がありますからね。
もしその王道カモフラージュでストレスがないならいいと思いますが、抵抗を感じるようなら部屋干しを選択する価値はあるでしょう。
部屋の乾燥を防いでくれる
湿気が強くなる季節にはマイナス要因ですが、乾燥が強まる時期には部屋干しがプラスの要因として働いてくれます。
理由:洗濯物から放出した水分が空間に適度な潤いを与えてくれる
真夏や真冬にエアコンをガンガンにつける人は居室が乾燥しがちです。それにより「なんだか喉がイガイガするなぁ」となった経験がある人は、ためしに部屋干しで乾燥対策をしてみてください。
狭部屋と相性バツグン!部屋干しにおすすめのアイテム
最後に狭い部屋でも使える――どころか狭い部屋向きといっても過言ではない、部屋干し用のアイテムをいくつか紹介させてください。
室内用物干し①|伸縮自在・折りたたみ可能!
こちらの物干し、部屋干しをするとき以外にもいろいろなことができちゃいます。
たとえば、
- 布団をかけておく
- ハンガーラックとして使う
- 天気のいい日はベランダに出して天日干し用に使う
横幅は最大140cmまで伸び、家族4人分でも干せるボリュームがウリのひとつとなっています。
ソファベッドとも相性が良く、ソファとして使っているときの布団の退避場所として使うのもおすすめです。キャスターがついているのも地味に嬉しいポイント。
使わないときは使わないときで小さく折りたたむことができ、収納にも事欠きません。ですのでどんな生活スタイルの人でも満足感を得やすい物干しだとぼくは考えます。
他の部屋干し用物干しと比較して頭一つ抜けていると思ったので、紹介させていただきました。
室内用物干し②|手軽にどこでも部屋干しエリアを拡大
こちらは突っ張り棒タイプの室内用物干し。突っ張り幅に問題がなければ、居室でも廊下でも浴室でも、簡単に部屋干しできるようになります。
ひとつ前に紹介した室内用物干しと比較して値段がお手ごろ。「買ったら後悔しないかな?」と価格面の心配をしている人はこっちがいいかもしれないですね。
購入したあと取り付けようと思っていた場所では長さが足りなかったときも、別の場所を検討することもできます。紹介した商品以外にも通販サイトを探せば種類はたくさんあるので、気になる人は検索してみてください。
ぶら下がり健康器具|密かに身体磨きもしたい人向け
洗濯と関係ないじゃん! と思われるかもしれませんが、騙されたと思って聞いてください。
ぼくの狭部屋生活で買ってよかったものリストのひとつが、ぶら下がり健康器具。
ざっくりメリットを紹介すると、
- 半畳のスペースでいろいろな筋トレ・ストレッチができる
- 洗濯物が干せる
です。そう、2つ目が今回のテーマと関係していt……え、なんとなく予想できましたか?
ぼくは常々、狭い部屋では2つ以上のことを兼用できるアイテムが最強と訴えています。
(面積を圧迫しやすい寝具の記事では特に力説しているつもりです)
ジムに行かなくても手軽に引き締まった身体を手に入れることができ、なおかつ部屋干しにも貢献してくれる――インテリア的にはちょっと違和感が出ますが、ライフクオリティを上げるのであればぶら下がり健康器具、すごいいいですよ。
大金をかけずにこっそりモテボディをつくりたい人には、声を大にしておすすめしたいですね。
部屋干し用洗剤|小細工がめんどうならコレ
今回紹介したノウハウ(『部屋干し用の洗剤を使う』は除く)が「どれもめんどうだしオレの性分に合わないぜ!」という人は、正直コレひとつでOKです。
煩わしいことが嫌いな人のために、紹介したのはジェルボールタイプの洗剤です。
個人的にジェルボールタイプの洗剤は、洗濯物の量によって洗剤量を調整できないので割高だと思っています。が、探してみたらそこそこリーズナブルなものが見つかるもんですね。
- 洗濯1回分の洗剤量は約26円(2023.3月現在の価格)
- まとめ買いするとさらに安価に
- 消臭・抗菌・襟袖の汚れに対応
- 洗濯層のカビ防止効果も期待できる
+αのメリットも言うことなし。一応詰め替え用なのですが、ジェルボールならそのまま取り出して使っても全然不便はありません。
ネットを通じてのお買い物に抵抗がないなら、ぜひお試しを。
部屋干しノウハウ10選まとめ
まるで腐った死体が10年間着続けた服の臭いを想起する文章に目を通していただき、ありがとうございました。
最後に今回紹介したノウハウ10選をプレイバック。
- 扇風機やサーキュレーターに頼る
- 洗濯物の干し方を工夫する
- ハンガーにかける前に軽く振る
- 1回の洗濯量を調整する
- 廊下や浴室なども洗濯を干す場所として利用する
- 部屋干し用の洗剤を使う
- 脱水を長めに行う
- 冬でも日中天気がいいなら外干しをしてみる
- なるべく高いところに干す
- 乾燥機能付きの洗濯機を検討する
紹介した方法をすべて実践する必要はありません。「これなら無理なく続けられそう!」というノウハウが見つかったら、まずは試してみることをおすすめします。
最後に紹介した狭い部屋向きの部屋干しおすすめアイテムも併用すれば、部屋干しのデメリットを労せず対策しつつ、メリットを享受することもできるでしょう。
それではまた!