「ロボット掃除機は時短家電として有名だけど、狭い部屋でも本当に役に立つの?」
「購入して使ってみたけど、一人暮らしの生活には必要ないと感じた」
このような悩み・口コミによってロボット掃除機を購入しようか迷っている人は、ぜひこの記事を確認してください。
最初に結論を言ってしまうと、ロボット掃除機があることで生活がすごく豊かになる! ということはありません。
とはいえ部屋の環境や生活のスタイルによっては、十分な利便性があります。
(ちなみにぼくは肯定派です)
今回の記事では、狭い部屋でもロボット掃除機は役に立つのかを、6~7帖の狭い部屋に10年以上住み続ける筆者が、じっくり解説。
- 部屋の掃除が面倒だと感じている人
- 時短家電に興味がある人
- ロボット掃除機のことが気になって気になってしょうがなく、夜にしっかり眠れないばかりか食事も喉を通らない日々が続いている人
今回の内容に目を通すことで、自分の生活にロボット掃除機が必要なのかがはっきりします。
最終的に必要ではないと感じた人にも、代替案など役に立つ内容を記載しました。
ぜひ最後までご覧くださいね。
ロボット掃除機の長所
まずロボット掃除機の長所をまとめました。
狭い部屋の一人暮らしに的を絞ったところ、下記の3点が特に重要であると感じました。
- 掃除の手間が少なくなる
- 埃による体調不調が起きづらくなる
- 愛玩用になる
それぞれ詳しく解説していきます。
掃除の手間が少なくなる
ロボット掃除機を使うことで床の掃除機がけをする手間がなくなるため、掃除に使う労力と時間が激減します。
人によって時間はお金以上に大切な資源。貴重な時間を家事に割くことなく有意義に使うことができます。
家事代行と比較しても安上がりなのも高評価。
導入コストやデメリットでも紹介する『消耗品のコスト』なども考慮すると、商品によっては家事代行に軍配が上がるかもしれません。
ですが2年、3年と使い続けるごとに、ロボット掃除機のほうがランニングコストが安い分お得になっていきます。
単純に掃除をするのが面倒だと感じる人にとっても、ロボット掃除機は重宝することは間違いありません。
掃除の労力や時間を別のことに使いたい人は、ロボット掃除機はとても便利に感じるはずです。
埃による体調不調が起きづらくなる
ロボット掃除機をこまめに稼働させることで、埃が溜まるのを防ぎ身体の調子が良くなる可能性があります。
埃、いわゆるハウスダストの中には、
- 衣類などから出る繊維
- ダニの死骸や彼らの出した排せつ物
- カビの菌
などさまざまなものが含まれています。
もちろんそんなものが人体に入って、無害なわけがありません。
ハウスダストを体外に排出しようとする拒絶反応によって咳が出ます。咳の程度がひどくなれば喘息にもなり得ます。埃に強いアレルギーを持つ人はとても気をつけたいところ。
かくいうぼくも鼻炎のアレルギー持ちです。埃がひどいと鼻水ぐずぐず、目までショボショボしてきます。
埃の貯まる場所というとテレビや棚などの上をイメージしがちですが、床にも同等の埃が降り注いでいます。
部屋の中で1番埃が溜まるのは、面積が広い床面。
人が動くことで埃は宙に舞ってしまうため健康的な生活を送るためには、常に埃の量を最小限に抑えたいところです。
ちなみに、カーペットは埃の原因になるので撤去を推奨、という話をときどき耳にするのですが、ぼくは非推奨だと考えています。
カーペットなどの敷物は、床に落下したハウスダストをからめとり、再び宙に舞うのを防ぐ効果があるからです。
繊維を編んで作るものなので、少なからず埃を生む要因にはなりますし、掃除は大変。
飲み物をを溢さないように気をつけるなど、管理は楽ではありません。ですが埃をキャッチする以外にも多くの機能があることを考えると、何かしら敷物はあったほうがいいです。
いずれにせよ、ロボット掃除機は部屋の埃除去に効果的。ハウスダストに弱い体質の人にとって、ロボット掃除機は空気清浄機のような存在でもあるのです。
愛玩用になる
おまけの機能(?)かもしれませんが、ロボット掃除機はペット代わりの愛玩用になります。
見た目や動きが愛くるしい、と感じる人も多いようです。
賃貸物件でペット可の部屋はかなり少なく、狭い部屋では特に条件が厳しいです。
また犬や猫などは餌を上げたり散歩させたり、排せつ物の処理をしたりとやることが多いです。
その点ロボット掃除機は動物のように手間がかからないので忙しい人にも飼いやすい、いな使いやすい家電といえます。
ロボット掃除機の短所
次にロボット掃除機の短所を紹介します。
狭い部屋に住む一人暮らしの人にとって、ロボット掃除機の短所で影響があるのは下記の項目です。
- 足の短い家具の下には入り込めない
- 意外と嵩をとる
- 障害物に弱い
- 段差に弱い
- 部屋の角が苦手
- 衝突防止機能はマスト
- 掃除が終わるまでに時間がかかる
- 掃除音はそれほど静かではない
- ときどき消耗品の交換が必要
- 掃除の途中でストップする(もしくは充電機まで戻ってこれない)
- 絨毯など敷物を痛める
- 水はNG
早速解説していきましょう。
足の短い家具の下には入り込めない
薄型のロボット掃除機は多くなってきていますが、それでも脚の短い家具の下まで入り込める商品は少ないです。
人気の商品から1万円クラスの入手しやすいロボット掃除機までいろいろと確認したところ、ほとんどの商品が8cm前後という結果でした。
僅かながら6cm台や5cm台の超薄型ロボット掃除機も存在します。
薄さにこだわって商品を選んだとしても、自宅で使っている家具の隙間に入り込めないのであれば宝の持ち腐れ。
ロボット掃除機を購入する際は、必ず部屋にある家具の足の長さを計っておきましょう。
家具の隙間が掃除できないから購入を断念する、と極端な考えを持つ必要はありません。
ロボット掃除機を導入したときにどれだけの範囲が自動清掃されるのかを理解することが重要です。
ロボット掃除機が掃除できる範囲・できない範囲を知ったうえで、自分が納得できるなら商品選びに進むのがおすすめです。
意外と嵩をとる
コンパクトなイメージがあるロボット掃除機ですが、部屋に置いてみると思っていたよりも場所を使うことに気づきます。
基本的には部屋の隅に充電器は設置したいところ。
ですが狭い部屋では家具の配置すら工夫しないといけない場合が多く、ロボット掃除機の充電に割けるスペースがないことも珍しくありません。
ロボット掃除機の種類によっては、本体だけでなく充電用のスタンド自体が嵩をとることもあります。
ロボット掃除機界の大御所、ルンバの充電器(いわゆるルンバ基地)を例にあげると、本体が集めてきたゴミを溜めておけるクリーンベース付きの充電器というものがあります。
高さは約40cmあり、100円ショップで売られているようなゴミ箱と同じくらいのサイズなので、設置場所に困ります。
水拭き用のロボット掃除機の併用をおすすめするメーカーも多いですが、狭い居室に2台も並べておく余裕は正直ありません。
本体の設置場所としては家具の下の隙間や、ちょうどいいデッドスペースがあればそちらを利用するのがいいでしょう。
インテリアにこだわりたい人にとっては、ロボット掃除機は景観を損ねる要素に感じるはず。
ワンルームに住んでいるなら、キッチンや脱衣所などのエリアなどに設置するのもおすすめです。
ちょうどいい隙間がない場合は、部屋の中でも視線が届きにくい場所、いわゆる死角に設置するのがいいでしょう。
本棚などの背の高い家具や、クローゼット・デスクなどの奥行きがある家具の陰は目線が届きづらいポイントです。
- 基本は家具の下やデッドスペースなどを利用する
- メインの生活エリアではない場所を利用する
- 大型の家具の死角を利用する
ロボット掃除機を置きたいけれど見栄えも気になる人は、これらの方法の中から実践できそうなものを活用してみてください。
障害物に弱い
ロボット掃除機は障害物によって掃除が行き届かない場合があります。
人間は掃除機を使って清掃する場合、掃除の邪魔になるものは片づけることが可能。
しかしロボット掃除機には当然そんな能力は備わっていないため、彼らがしっかり掃除をできるようにフォローしてあげる必要があります。
あらかじめロボット掃除機の進行を邪魔しそうなものは配置を変えたり、可能であればかたづけておく
ポジティブに捉えると、ロボット掃除機を使うために部屋を散らかすわけにはいかなくなるため、部屋にごちゃごちゃとものが溢れることが少なくなるとも言えます。
段差に弱い
ロボット掃除機はちょっとした段差に対応できず、掃除がまんべんなく行えないことがマイナス要素です。
薄手のカーペットくらいであれば、ほとんどのロボット掃除機は問題なく乗り越えることは可能。
ですが段差の程度が少し大きくなると、ロボット掃除機が進むことができないケースがあります。
- 居室と廊下との段差
- 重ね敷したカーペット
- コルクボードなど(部分敷きをしている場合)
小さい段差には外付けのスロープを用いることで解消することができます。
もっとも掃除が行き届かないの範囲が限られているのであれば、素直に自分でクリーニングするのもおすすめ。
そのため現在使っている掃除機からロボット掃除機に乗り換えようと考えている人は、現在使用中の掃除機も処分せずに併用することで、より掃除が行き届くでしょう。
ちなみに、落下防止センサーがついている商品は多いので、段差から落ちて呼称する心配は少ないです。
心配な人はスマホなどから進入禁止エリアを設定できる商品を選ぶことでより安心して使用できます。
部屋の角が苦手
ロボット掃除機は部屋の角を掃除するのが苦手です。
ほとんどのロボット掃除機はスムーズな方向転換をするために本体のかたちは円形をしています。
円形だとゴミをかき集めるブラシが部屋の角まで届かないのが弱点。
角までしっかり掃除する商品を選ぼうとすると、アルファベットのDに似た形状のD型や三角形の形状のものを選ぶ必要があります。
ただし、部屋の角でも方向転換ができるよう高度な技術が使われていることも多く、安価な商品は少ない印象です。
値段を抑えてロボット掃除機を導入するなら、部屋の隅に溜まったゴミは自分で取り除かなければならないことを踏まえて、商品選びをしましょう。
衝突防止機能はマスト
ロボット掃除機が壁や家具にあたって思わぬ被害を出すことがあります。
そのため衝突防止機能が備わっている商品を選ぶことが大切です。
衝突防止機能が備わっていることで、大事な家具や装飾、ロボット掃除機自身を守ることができます。
さらに賃貸のアパートで使う場合、壁に何度もぶつかるのは近隣住民とのトラブルのもと。
以上のような理由から、ロボット掃除機を選ぶときは、最低限の衝突防止機能だけでも備わっている商品を選ぶのがおすすめです。
掃除が終わるまでに時間がかかる
自分で掃除機を使って部屋を掃除したときと比較して、ロボット掃除機の場合は掃除にかかる時間が膨大となります。
本体が小さく移動がゆっくりなため当然と言えば当然。
急な来客などによってすぐに掃除を完了したいときなどには、ロボット掃除機は無力となってしまうでしょう。
対策としては、仕事などで外出する前に毎回ロボット掃除機を動かすようにする習慣をつけるのが有効です。
そうすることで常にある程度きれいな部屋になり、急な来訪者があった場合でも、僅かな清掃だけすればOKという状態にもなります。
長時間掃除をしている姿にストレスを感じる人も、掃除中に自分自身が外出していれば問題ありませんね。
掃除音はそれほど静かではない
本体が小さいため稼働音も静かだと思われがちですが、期待するほどの音量ではないと感じる人が多いです。
確かに一般的な掃除機に比べればボリュームは控えめです。しかしロボット掃除機も通常の掃除機と仕組みは同じ。
ですのでロボット掃除機が部屋を動き回っている間に、集中して作業ができるかというと、難しいというのが正直なところです。
静音性能が高いロボット掃除機もありますが、例によって高額な商品となりやすいのがネックです。
ですので現実的な対策としては、
- ロボット掃除機が稼働している間は外出をする
- 他の家事に従事する
- イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴く
これらの方法で掃除音を紛らわせるのがいいでしょう。
ときどき消耗品の交換が必要
ロボット掃除機の部品には消耗品があるため、定期的な交換が発生します。
- 回転ブラシ
- バッテリー
目安として回転ブラシは半年から1年に1度、バッテリーは2年前後で1度交換が必要になります。
また紙パックにゴミが溜まるロボット掃除機の場合は、紙パックも交換が必要になります。
数千円のものなのでコストはそこまでかかりませんが、交換する時期を把握しておかなければならない点、交換の手間が発生する点には注意が必要です。
逆に言うと交換することで新品に近い性能に戻るので、長く使うのには適しているとも言えるでしょう。
掃除の途中でストップする(もしくは充電機まで戻ってこれない)
ロボット掃除機のタイヤが電化製品などのコードに絡まった場合、掃除途中で動けなくなってしまうことがあります。
電化製品のコード以外にも、部屋の中にはロボット掃除機を足止めの原因になるものはいくつかあります。
例えば、
- 薄い生地の衣服
- タオル
- ティッシュペーパー
などなど……
別の項目の対策でも記載しましたが、ロボット掃除機を動かすときには、部屋の床にはなるべくものを置かないことが基本となります。
さらに電化製品のコードがあちこちに伸びている場合は要注意。
1度、画面から目を離して、サッと部屋の中を見渡してみてください。
もしコード類が多いな、と感じたら、
- コードは壁際にまとめておく
- 可能な範囲で床にたらさない
- 使っていない電化製品はしまっておく
などで対策をしましょう。
特に3つめの対策は部屋をすっきりさせる効果としても一押しです。
ぼくは「最近触っていないな」というゲームのハードは、いったん箱にしまいました。欲しいゲームが出たときにつないで使えば問題ないなと思ったからです。
絨毯など敷物を痛める
吸引力が強すぎるロボット掃除機を使った場合、部屋に敷いたカーペットの毛を痛めることがあります。
安価に購入したふかふかの絨毯を使っている人は注意が必要です。
ゴミを集めるための回転ブラシはそこそこ丈夫なため、敷物の上を移動したときに毛を刈りとってしまう可能性があるのです。
吸引力を調整することができるロボット掃除機は多いので、適切な吸引力で稼働するようにしましょう。
肝心なゴミの収集ができないと意味がないので、しっかりと見極めて調整する必要があります。
水はNG
ロボット掃除機はペットのような存在と前述しましたが、やはり機械は機械。液体の吸引は故障の原因になることに注意しましょう。
拭き掃除ができるタイプのロボット掃除機でなければ、ダイレクトに水を吸引してしまい一発でアウト、となることが多いに想定されます。
特にネット通販で購入した安価な商品になると、修理の対応をしてもらえないこともあるため注意が必要です。
とはいえ部屋が広くなければ、水がこぼれているかどうかはすぐに確認できるはず。
強いて留意すべきことをあげるとしたら、
- 中身が入ったペットボトルを開けっぱなしにしておかない
- 留守番掃除をお願いする際、雨が降りそうな日は窓を閉めておく
- (万が一ペットを飼っている人がいたら)トイレ以外で粗相をしないようにしつけをしておく
などです。
実はこの項目、普通に気をつけていればいいことばかりなので、書くかどうか迷いました。
が、前に一度窓を開けたまま仕事に行ったとき、思いがけぬ豪雨によって窓際にあった扇風機が故障したことがあったので、一応記載しておきました。
ロボット掃除機の購入がおすすめできる人
では次に、ロボット掃除機を購入するのがおすすめな人の特徴を紹介します。
下記の3つの特徴に当てはまる人は、自分に合ったロボット掃除機を選ぶ段階に進んでもいいでしょう。
- 部屋にロボット掃除機を置くスペースがある人
- 掃除に時間をかけたくない人
- 床がフラットな部屋に住んでいる人
- 敷物を敷かず、フローリングで生活している人
では一つずつ説明していきます。
部屋にロボット掃除機を置くスペースがある人
そもそもロボット掃除機を置く余裕がなければ購入する意味がありません。
また置くことができても、マイナス要素が大きいのではロボット掃除機に満足することは難しいです。
狭い部屋にロボット掃除機を置いたときに考えられるマイナス要素としては、
- 導線に置くことで移動の妨げになる
- インテリアの統一感を崩す
- 家具の配置をロボット掃除機を考慮して変える手間が発生する
などがあげられます。
一番良いのは、床面にロボット掃除機を隠すだけの隙間を持った家具を利用すること。
部屋が広くなくてもロボット掃除機の置き場所に困ることなく、見た目としても死角を活用することですっきりします。
そういったスペースを確保できる人は、ぜひロボット掃除機を検討してみてください。
掃除に時間をかけたくない人
掃除に時間や手間をかけたくない人は、ロボット掃除機の購入を検討してもいいでしょう。
ロボット掃除機の最大のアイデンティティは掃除の時短。
毎回20~30分かけて行っていた部屋の清掃が、スイッチ一つで片付くのであれば、数万円を払うだけの価値としては十分です。
自分が掃除するわけではないので、毎日稼働させることで部屋をきれいに保つのも容易になります。
時短にとり憑かれている人は細かいことなど気にせず、必須級の家電と言えるでしょう。
床がフラットな部屋に住んでいる人
部屋全体の床に段差がなければ、ロボット掃除機との相性がいいため購入を考えてもOKです。
床に段差がなければ、1回スイッチを入れて動かすだけで、部屋全体を広く掃除することが可能。
ロボット掃除機はバッテリーの充電分しか稼働することはできませんが、10帖未満のワンルームや1Kであれば気にする必要はほとんどありません。
自分でやるべき掃除が少なくなるため、床に段差がない部屋に住んでいる人にはロボット掃除機がおすすめです。
敷物を敷かず、フローリングで生活している人
カーペットなどを敷くことなく、フローリングを剥き出しにしている人はロボット掃除機が敷物を痛める心配がないので使いやすいでしょう。
床を傷めることを気にすることなく使えるので、吸引力の調整にもそれほど注意しなくて大丈夫です。
部屋の床をフローリングのまま使っている人は、ロボット掃除機の購入を考えてみてください。
ロボット掃除機の購入を見送るべき人
続いて、ロボット掃除機を購入してもあまり便利だと感じないであろう人の特徴を紹介します。
下記のような特徴に当てはまる人は、ロボット掃除機の購入を見送ったほうがいいでしょう。
- 足の短い家具・そもそも足のない家具を多く使っている人
- 掃除を面倒だと感じない人
- 敷物を敷かず、フローリングで生活している人
こちらも一つずつ解説していきましょう。
足の短い家具・そもそも足のない家具を多く使っている人
ロボット掃除機が入り込めない足の短い家具を使っている人は、購入を見送ったほうがいいかもしれません。
自分で掃除をするのが大変な場所を、スイッチ一つで掃除できるのがロボット掃除機の魅力。
足が短い家具が多いと、ロボット掃除機が掃除できないため、ありがたみを実感することが難しいです。
そもそも足のない家具が多い部屋も同様。掃除をする面積が少ないのであれば、手動の掃除機による清掃でもそれほど労力や時間がかからないため、購入は非推奨です。
これから一人暮らしを始める人でロボット掃除機を使うことも考えているなら、少なくともベッドやソファなどは、足の長さをしっかり確認して購入しましょう。
掃除を面倒だと感じない人
掃除をすることがストレスではない人にとっては、ロボット掃除機は必要ありません。
掃除の時間がより充実するようなグッズにお金をかけるのがおすすめです。
例えば、高性能なノイズキャンセリングを備えたイヤホンを購入して、休日に好きな音楽を聴きながら掃除を楽しむことができるでしょう。
敷物を敷かず、フローリングで生活している人
カーペットなどを敷くことなく、フローリングを剥き出しにしている人は、ロボット掃除機を購入しなくてもあまり困りません。
このケースでライバルとなるのがフローリングワイパーです。
サッと拭くだけ、という宣伝文句通り、掃除の手間がほとんど発生しないフローリングワイパー。
時短という要素だけに絞ると、フローリングワイパーで清掃したほうが早く掃除が完了するでしょう。
ロボット掃除機もフローリングワイパーも一長一短があるため、自分が便利だと感じたものを使ってください。
まとめ|とりあえずロボット掃除機を試したいならレンタル
1台持っていると便利なロボット掃除機。
ですが人によってはその便利さを実感できなかったり、むしろマイナス要素のほうが優ってしまう場合があることを理解していただけたでしょうか。
結論として、ロボット掃除機は狭い部屋にとって必需品かというと微妙、というのがぼくの正直な評価です。
ですが部屋の間取りや生活のスタイルによっては、ロボット掃除機が革命児となることもあるのは否定できません。
「ロボット掃除機の良い点や悪い点はよくわかったけど、自分の生活に必要かどうかは記事を読んだだけでは判断できなかった」という人も少なくないはず。
そういった人はまずレンタルして試してみることをおすすめします。
最近はネットで検索すると、低額なロボット掃除機は増えてきてはいます。ですがある程度の機能を備えたものを選ぼうとすると、1万円以上するものがほとんど。
決して安い買い物ではないですし、処分するのも大変なので慎重になって当然です。
購入してから「やっぱり自分には必要なかった」と失敗に気づくのが心配な人は、最小限のリスクで使用感を確認することができるため、まずはお試ししてみるのがいいでしょう。
今回の内容が、ロボット掃除機を考えている人に少しでも役立てば幸いです。
今回はここまで。
というわけで――無限の彼方へ、さあ行きましょう!
※深夜のテンションで書き上げました、ご了承ください。
というわけで、今度こそまた!