「うわ、いつの間にか口座の残高減ってる……」「給料前だしまた貧乏飯でしのぐか……とほほ」
一人暮らしをしているとお金の管理も自分で行わなくてはなりません。ですが意識して管理をしていないと貯金をためるどころか貧乏生活から抜け出せないことも。
- 貧乏になりやすい人の習慣
- 貧乏な一人暮らし生活を脱却するための対策
確かにそのとおり。ですが出費をコントロールできているかどうかはまた別の話。
- 今現在「自分って貧乏」という自覚がちょっとでもある人
- 貯金がなかなか貯まらず悩んでいる人
- 親や友達に借金をしてしまっている人
上記のような人たちは、お金を浪費する習慣が染みついている可能性が高いです。
今回紹介する習慣の中に、無理なく出費を減らせそうなものがあればぜひ試してみてください。
貧乏が加速する一人暮らしの習慣
まずは貧乏な一人暮らしの習慣を、ざっくりご紹介。
- 外食が多い
- 嗜好品の購入が多い
- コンビニを多用する
- お金のかかる趣味がある
- ギャンブルをする(アプリの課金も含む)
- 休みの日に昼近くまで寝ている
- 移動は車がメイン
- 新商品にすぐ飛びつく
習慣というより特徴じゃない? という項目もあると思われますが、せっかくなのでいっしょに解説しちゃいます。
外食が多い
外食の頻度が多い人は、いつの間にかお財布がスカスカになっていることが多い傾向があります。
一回一回は高額でなくても、繰り返すことで出費はかさみます
ぼくも丸亀製麺や松屋などが好きで、週に2.3回の頻度で利用している時期がありました。
1回の食費が700円くらいになるので、月10回外食をしただけで7.000円。この金額、毎日自炊を心がけている人からしたら「ないわー、引く引く」と思われるかもしれません。
しかもこの金額は、丸亀製麺や松屋といった比較的手ごろな値段のお店。そこそこのお肉屋さんや回転寿司屋さんなど組み込むと、どえらい金額になるのは言わずもがな。
この気持ち、めちゃくちゃ分かります。ぼくもできることなら毎日外食で好きなご飯を食べる生活をしたいです。
もしあなたの人生にとって『美味しいものを食べること』が最優先なら、無理やり我慢しなくてOK。ただし他のところで節約する、もしくは贅沢が続けられる生活ランクになるよう収入を増やすことは必要です。
外食の頻度を減らしたい、と考えているあなたへは、下記のアドバイス。
レンチンのご飯も割と美味しいよ♪
今時の冷凍食品ってお店顔負けの味のものっていっぱいありますからね。レンジに入れてスイッチを押して数分待つだけで食事が出来上がるので、手間もそんなにありませんし。
一番コストが抑えられるのは自炊なんですが、ぼくは無理にやる必要はないと思っています。慣れていないと無駄な食材買ったり、調理に時間がかかってしまったりしてメインでやるべきことや自分時間が潰れちゃいますからね。
あと家計簿をつけるのもおすすめです。とりあえず「マネーフォワードME」というアプリが初心者でも扱いやすく知名度も高いので、インストール推奨です。
※ぼくは「シンプル家計簿」という豚の貯金箱みたいなアイコンのアプリを使ってます。レシートの読み取り機能がないなど多少不便はありますが、アプリ名のとおりシンプルなのでぼくでも扱いやすいです。
あと対処法の3つ目として、気に入っているお店があるならそこでアルバイトをしてみるのもいいと思います。
- まかないや社員割りなどで、お得にお店のご飯が食べられる!
- キッチンで働けば自炊のスキルも身につく
アルバイト代ももらえて貧乏な一人暮らし生活からの脱却もしやすくなります。絵にかいたような一石二鳥です。
ついでに若い女の子が多い現場です。そこをモチベーションに働くのもなしではないかなと……。
(もちろんちゃんと節度あるやりとりができる方だけですよ)
嗜好品の購入が多い
嗜好品、つまりお酒やたばこなどを毎日たしなんでいる人は、貧乏からの脱却が難しいでしょう。
お酒やたばこだけでなく、贅沢品すべてに言えることかもしれませんね。
- お菓子
- ジュース
- マンガや雑誌などエンタメ誌
- 洋服
- ゲーム
などなど……
前項の外食と同じく、節度を持って購入するのが重要です。が、価格が手ごろなだけについつい購入してしまいがち。
おすすめの対処法は「これを買ったら(飲食したら)こんなマイナス要素が自分に降りかかるかもしれない」ということを、購入前にイメージすること。
- これを食べたら目立つところに吹き出物ができるかもしれない……
- この雑誌を買ったら読み終わったあとに処分するのが面倒そうだ……
- この服を買ったらクローゼットいっぱいになっちゃうかも………というか高いし美容院でトリートメントできないじゃん
特にお酒やたばこ、お菓子類は異性の目を気にしている人は避けるべきです。
気にせず続けていると、生活習慣病や三大疾病など健康を害する確率も一般の人より高くなります。
貧乏を脱却することも大切ですが、健康を維持し続けることはそれ以上に重要なこと。それを理解している人はやめる努力を継続できる能力があります。がんばってください!
コンビニを多用する
コンビニで売られているものは高いです。たとえば、
スーパーなら50~60円くらいで買える500mlの水が、2倍以上の値段で平気な顔して並んでいます
かくいうぼくも学生時代には、毎朝コンビニでお昼ご飯を調達するという愚行を2年間も繰り返していました。
(おにぎりとお茶を買うだけだったので幸い大きな出費にはなりませんでした。毎日同じものを買っていたので店員さんに顔を覚えられました。恥ずかしかったです)
緊急のときや出先などで、たまーに利用するだけなら、あなたはコンビニを正しく使えています。
もし当時のぼくのように毎日コンビニを利用している人は、余計な買い物をしてしまう危険性があります。
月並みですが、安いものでもチリ積もです。お弁当やおにぎりなども普通に割高なのでできることならスーパーで買ったほうがいいですね。
ですので対策としては、
家の近くにある利用しやすいスーパーをみつける
新しく住み始めた場所であれば、地理の把握もかねて散歩しながら探すのがいいかもしれませんね。
(あとでちらっと紹介しますが朝の散歩がおすすめです)
お金のかかる趣味がある
趣味を持つことは豊かな一人暮らし生活に不可欠ではありますが、お金のかかる趣味はできることなら避けるべき。例として、
- ゴルフ
- 釣り
- コレクション
- ドライブ
- 推し活
などがあります。
これらの趣味を持つことを否定はしませんが、今現在貧乏を自覚していてそこから脱却したいなら別の趣味を持つことをおすすめします。
野暮なことを言うようですが、その趣味は本当に自分がやりたいことなのか、周囲への見栄でやっていることなのかを考えてみることも大切です。
ちなみにお金のかかりづらい趣味の例としては、
身体を動かすのが好き → 筋トレ、ランニング、散歩
圧倒的インドア派 → 読書、ゲーム(課金はせずに)、映画鑑賞
などがおすすめ。
もしアマプラに登録すれば、Amazon kindleで無料の本を読んだり、Amazon videoで映画やアニメ、バラエティなどを定額で何度も楽しんだりできます。
身体を動かすのが好きな人は、そういった方面のアルバイトをするのもいいですね。お金も稼げて身体も引き締まる、絵にかいたような一石二鳥です。
ギャンブルをする(アプリの課金も含む)
今回紹介する項目でもっとも改善すべき習慣。ギャンブルにはまるとお金がどんどん溶けます。
ギャンブルの例ですが、
- パチンコ、スロット
- 競馬
- 宝くじ
- ゲームの課金
などがあります
中にはうまくいけば使ったお金以上のリターンが得られるものもありますが、あくまで「うまくいけば」の話。勝つことよりも負けることのほうが多いのが現実です。
あのときのお金を別のことに使っていたら……。パチンコで10万すった経験がある人や、宝くじに夢を託し過ぎたことがる人などは共感いただけるのではないでしょうか。
人生に一発逆転はありません。月並みですが、毎月できる範囲で節約してちょっとずつ貯金したほうが、旅行やガジェットなど自分の主軸となるところに使えるお金が増えるのです。
それでも「どうしてもやめられないんだ!」という人は、お財布からカードを抜いて軍事金も一定額だけに制限しましょう
アプリのゲームに課金してしまう人は、課金制限を設定する、もしくはプリペイドカードで課金するのがいいかと(コンビニに走るのが面倒なので)
休みの日に昼近くまで寝ている
コチラは直接散財につながる習慣ではありませんが、お金が貯まる人と真逆の習慣なので紹介させていただきました。
今言ったとおり、お金を稼ぐちからがある人は早起きです。ぼくの敬愛するリベ大の両学長は、毎朝のようにYouTubeでライブ配信しています。
上記の人たちって、時間=資本っていう考え方を深く理解しているんですよね。時間がお金を生むのに重要なツールだから1分1秒も無駄にしない……そんな猛者たち。
貧乏人がやるべきなのは、成功者(お金持ち)のやっていることを真似すること。
成功者の習慣の中でもっとも簡単に真似ができそうなことであり、貧乏を脱却するのにもっとも大切な習慣が、早起きすることだとぼくは信じています。
「でも結局精神論でしょ?」と反論される人へ。午前中のスッキリした脳は作業や学習の効率を高めてくれます。
さっさと終わらせたい課題や仕事を片付けたいとき、面白い本の内容にどっぷり集中したいときなどは、ぜひ早起きしてみてください。
移動は車がメイン
他の情報発信者さんたちもよく言っていることですが、車を持つのって実はとてもコスパが悪いです。
ちなみにぼくの周りで20代前後から車を所持していた人の多くは、女性に対する見栄という理由が多いようでした。
(実際に理由を聞いたわけではありませんが、そういうのってすぐ分かりますよね)
- 生活にどうしても必要なら買う
- たまにしか乗らないならレンタカーで済ませる
異性に見栄を張りたいならタクシーを止めて「これで足りる?」と5.000円札を手渡せば十分クールです。ぼくはやったことないけど……。
新商品にすぐ飛びつく
新しい商品が発売されるたびに購入するのも貧乏な生活を加速させる習慣です。
- スマホ
- ゲームのハード
- 飲食物・飲食店
- マンガ・アニメ
など
ご存知のとおり、新しく発売されたばかりの商品は値段が高いです。でも旧型の商品と比較して飛躍的に性能が向上することはほとんどなし。
ちょっと前の話だとタピオカドリンクもいい例かもしれませんね。流行っているからというだけでタピオカがなんなのかも分からないまま購入。ちょっと珍しい味、インスタ映えなどの要素が絡んでリピーターになる。
別にそれが致命的な出費になるとはぼくも思いません。ですが新商品とか流行りに流されて購入するスタンスは貧乏から脱却できない人によくある特徴です。
本当に今の自分が求めているものなのか判断できない → 結果、無駄な費用を費やす
そのことに気づくのは流行が去って冷静さを取り戻したころ。
対策はシンプルに、
その買い物は自分の意思? 周囲の意見、流行に流されてない?
ということ考えること。
こちらの記事を読んでいる人には、新しい商品が発売されたとき自分の意思で商品の価値を見極め購入するかどうかを決められるようになってもらえると嬉しいです。
貧乏が加速する一人暮らしの習慣まとめ
ここまで日本語の底辺みたいな文章をながめていただきありがとうございました。
最後に今回の記事でお伝えした重要事項のまとめです。
なにかにお金を払うとき、本当に必要なものかを自問すること!
別にミニマリストを目指す必要はありません。自分にとって本当に必要なものや、自分の幸福度を上げてくれる買い物は我慢しなくてOKです。
貧乏は無意識な習慣が原因になっていることがほとんど。貧乏になる習慣を自覚して正しく対処することで、少なからずお金が貯まりやすくなることは確実です。
今回紹介した中に自分の当てはまる習慣があり「これなら改善できそうかな?」と思ったら、貧乏脱却への第一歩はすでに達成済み。
そのまま第二歩に進めるよう、陰ながらぼくも応援しております!
それではまた!