お世話になっております。九九位です。
こちらの記事は、前月にアップしたインテリアコーディネーター資格試験、合格のための取り組みの続きになります。
前回決めたタイトルを早速使ってみました。遊び心があると思ってつけたタイトル。いざ使ってみると、ちょっといまいちでした。『約』ってパッとしませんね。
今回の記事では、5月の取り組みについて発表していきます。
4月からのなんちゃって学習により、多少は成長した九九位。そんなぼくに襲いかかる初めての試練――というのが今回の内容についてのダイジェストです。
インテリアコーディネーターを目指している人もそうでない人も、気晴らしに眺めていってください。
【5月の取り組み】動画の聞き流し学習+無料の教材を取り寄せ
さっそく5月に行った取り組みについて、ご報告したいと思います。
4月の九九位がサボった分、今月は少し多めに動画の聞き流し学習を実施。1日につき2時間分の動画視聴を目標に、聴いて聴いて聴きまくりました。
もっとも倍速で聞き流していたので、実質1時間となります。
否定はしません。1次試験までまだ約5ヶ月も猶予があるため、焦りがないことが理由だったのだと思います。
もしくはぼく自身がどうしようもないくらいの面倒くさがりだったからかもしれません。
更新頻度は遅いものの、このブログを続けていることも奇跡なくらいです。
ですが一番の要因は過信。そんなに必死にならなくても多分合格できるだろう、という気持ちが、ぼくの中に潜んでいました。
過去に取得した資格や普通免許など、それなりに余裕をもって一発合格してきたためかもしれません。
そんな折、なんとなくネットを眺めていると、インテリアコーディネーター試験合格を目指す人へ、といった内容のバナーが視界に飛び込んできました。
思わずそちらをつついたぼく。ページを移動した先は『総合資格学院』さんのホームページでした。
引用:インテリアコーディネーターの資格試験合格なら、資格指導のエキスパート「総合資格学院」。 (shikaku.co.jp)
総合資格学院さんとは建築系・不動産系に関する資格取得をサポートする資格試験の予備校のことです。
運営しているスクールは全国的に展開。調べたところぼくの住まいからも数十分で行ける場所にスクールがありました。
総合資格学院さんのホームページを確認したところ、インテリアコーディネーターの試験に関する資料を、無料でプレゼントしていることが判明しました。
引用:プレゼントお申し込みフォーム | 総合資格学院 (shikaku.co.jp)
資料の中には1次試験の対策実力確認模試が存在。
聞き流し学習とはいえ、この1ヶ月と余日でそれなりに知識を詰め込んできました。合格ライン到達は難しいでしょうが、現在の実力を把握するのに役立つはず。
そう考え、一も二もなく資料請求することにしました。
プレゼントとして受け取れる教材は5つまでと、かなり太っ腹。建築士や不動産管理士などの資料もあるので、それらの受験を考えている人はぜひ覗いてみてみてください。
さて、インテリアコーディネーターに関する資料は3つありました。
その3つだけ取り寄せでもよかったのですが、せっかくなのでついでに宅建の資料もお願いしました。
さておき、1次試験をはっきり意識した取り組みとしてはこれが初めてかもしれません。
発送先やらなにやらまで入力が終わり、あとは到着を待つだけ。
それまでは聞き流し勉強をしつつ、自宅のポストに封筒が投かんされるのを待つ日々が数日続きました。
実力確認模試に挑戦!結果は惨敗
3日ほど経過したころでしょうか。定形外の郵便物がポストに入っていました。例の資料が届いたようです。部屋に戻ってさっそく開封。
![プレゼントされた教材](https://kukui-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/06/002D0183-9186-4EC1-96D1-BF4AE276AF12-scaled-e1655304208398-640x360.jpeg)
ポストから取り出した時点で気づいていましたが、意外と一冊一冊のボリュームは薄めでした。無料のプレゼントなので当然と言えば当然。
無駄に分厚い教本が送られてくるよりは取りかかりやすいので、今のぼくにとってはありがたいです。
2次試験に関連する資料は、まだ見るべきではないと判断して一旦収納。
宅建に関する資料についても、当面は日の目を浴びることはないでしょう。というわけで、最初にぼくが手に取ったのは、実力確認模試の冊子でした。
本番の1次試験までには、まだ5ヶ月ほど時間があります。
ですが今後の学習について、ペース配分を決めるためには今の実力を知っておくのは重要なこと。
そこで、ぼくは実力確認模試に挑むことにしたのです。
問題数は全部で50問。1つの問題につき4つの解答をしなくてはいけないため実質200問です。
(ただし一部の問題は解答2つ)
選択肢の中から正解を選ぶ方式なので、分からない問題は最悪、山カンで乗り切ることができます。
制限時間は、本番の試験時間を想定した2時間40分とかなりの長丁場。
平日、仕事から帰ったあと、いろいろと用事を済ませたあとのフリータイムで、ついに実力確認模試に挑戦しました。
目標としては2時間ほどで一通りの問題に解答するつもりでペンを走らせていました。
全体の半分まで問題を解いたところで時間を確認すると、すでに1時間30分経過していたことが判明します。
正直なところ「確実にこれは分かる!」と思って解答できた問題はほとんど皆無でした。
後半戦は問題を解くスピードを無理やり上げて、なんとか制限時間ギリギリで、全問に目を通すことはできました。
思っていたより時間が押してしまったことで、すでに日付が変わって1時前。
翌日も仕事でしたが、すぐに点数だけでも確認したいと思い、答え合わせをします。
自己採点中、「正解見る場所、1つズレてる?」と何度も錯覚しました。
採点の結果、点数は92点。
![インテリアコーディネーター資料](https://kukui-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/06/7D3C6B37-1C7F-4629-95E7-DA6C88F8EE61-scaled.jpeg)
とても見やすい場所に『現時点では合格は厳しい状況です』と記載されていました。
75%以上解答できていないと合格点とはなりません。200点満点中の92点なので、合格点には遠く及ばずです。
合格点がとれるとは思っていませんでした。ですがこんなに低い点数になるということも完全に予想外。
正解一覧には解説もありましたが、さすがに目を通す気にはなれず、この日は就寝することにしました。
とても疲れている実感はありましたが、なかなか寝付くことができなかったのを覚えています。
模試の結果を受けて
翌日の仕事帰り、ぼくは駅前にある大型の書店へと足を運んでいました。昨夜の敗戦をきっかけに、楽天的なぼくにも焦りのような感覚が生まれたようです。
本屋へと入店したぼくは、早速インテリアコーディネーターの資格試験に関する書籍のコーナーに降り立ちます。
過去問が詰め込まれた大判の問題集やインテリアコーディネーターハンドブック、用語の解説書やらなにやら、たくさんの関連書籍が置いてありました。
並んでいる書籍を確認中「どこからどこまでがインテリアコーディネーターに関する書籍なんだ?」と混乱してしまいました。
無料プレゼントに喰いついたことからも察しがつくでしょうが、あまり教材にお金をかけたくありません。
そこでぼくはインテリアコーディネーター合格のために、最低限呼んでおくべき商材がなにかをその場で検索してみました。
するとやはり過去問やハンドブックを推す人が多く、それら3~4冊くらいの教材を使って合格した人が多いようです。
先人たちの情報に促されるまま、インテリアコーディネーターのコーナーに置いてあった過去問やハンドブックを手に取ります。
無料で入手した資料とは重厚感が違いました。さらに裏表紙を見たところ、そこには当然のことながら値段が記載されています。
値段を確認中、「???」となってしまいました。
「これ全部買ったら……ゆうに1万円オーバーするんだけれども」
どうして学費があんなに高いのか少しわかった気がします。教材ってとても高いんですね。
ラノベ数冊買うくらいの値段を予想していたぼくは面食らいました。そこで立ち読みだけで済ませ、その日は出直すことにしました。
代わりといってはなんですが、従来の学習方法をグレードアップすることにしました。
YouTube動画の聞き流し学習について、朝にも聞き流し学習を開始。
朝は頭がリフレッシュしているので学習する時間としては最適と聞きます。もっとも低血圧で朝にめっぽう弱い自分にどれだけの効果があるのかは未知数。
とはいえ何もしないよりはましでしょうから、しばらくは継続していくつもりです。
というわけで、5月の成果をまとめると、
- 無料の試験対策資料を請求
- 実力確認模試に挑戦
- 惨敗した結果教材を求めて書店に赴くも、値段に驚き逃亡
- 引き続き聞き流し学習に力を入れる
といった感じです。
余談と次回予告
書店に行った後日、ぼくのケータイに着信がありました。
おそるおそる電話に出ると、、電話の相手は総合資格学院さんで講師をしている男性のようでした。
会話の内容を要約すると、資料請求を希望した人が、どうして資格を取得しようと考えたのかを知りたい、というものでした。
嘘をつく理由も即興で嘘をつくスキルもないぼくは、正直に「実はブログをやっておりまして……」と回答。
電話相手の男性は、なるほど、と以外にもすんなり受けいれてくれました。
勉強に行き詰ったらスクールを活用してください、とやんわりとしたセールストークはあったものの、強引な勧誘ではなかったので一安心。
――していたところに不意打ち。
「そちらのブログでは、宅建に関する題材なども取り扱っているんですか」
宅建。取り寄せたものの一切手を付けていなかった資料が視界の端に浮かびます。
ぼくは絵にかいたようなしどろもどろとなりました。
途中経過はうろ覚えですが、最終的には「プレゼントが5つまで選択OKだったのでついでに……」と話した気がします。
ぼくの発言に対し、電話相手の男性は「なるほど」と微笑しました。
(苦笑だったかもしれませんが)
宅建についても資格取得を目指すならぜひスクールを、という話が終わると、もう用事は済んだとばかりに締めの言葉につながります。
『それではこのあと資料を送りますので、ぜひがんばってください。では失礼いたします』
「はい、ありがとうございました。失礼いたしま――す?」
え、このあと送る? この会話のあとに送る???
昨日ぼくが受け取り取り組んだ資料はなんだったのでしょうか。
ミステリやSFの序章みたいな展開ですね。次回以降、どんな物語に巻き込まれていくのか楽しみです。
いろいろありましたが、もし250日後にぼくがインテリアコーディネーターの資格を取得することができていたとしたら、間違いなく今回の資料請求が一因であると断言しておきます。
次回(6月)は、もう少し能動的になる予定です。ダイの大冒険で、ポップが初めて勇気を出してクロコダインに挑んだときと同じくらいの感動を届けられたら嬉しいです。
インテリアコーディネーター合格に向けて動くことは間違いないので、ぜひ次回もよろしくお願いします。
ではまた。
![約220日後にインテリアコーディネーターとなる九九位](https://kukui-biboroku.com/wp-content/uploads/2022/07/child-gff2b4dc5e_1920-320x180.jpg)