一人暮らしは何かと出費がかさむもの。特に毎日かかってくる食費を少しでも抑えようと、スーパーの半額弁当が気になっている人も多いのではないでしょうか。
半額弁当を積極的に買うことに賛否はありますが、ぼくは超絶「賛」派。というかぼく自身が半額弁当を積極的に狙っていた一人だったりします。
- 当時の半額弁当入手率はほぼ10割
- ちなみに住まいは地方都市
- 利用していたスーパーは8店舗
「また来たわよ弁当マン」「あれ全部弁当マン1人で食べる気? 正気の沙汰とは思えないわ」「今度アンパンマンに出るんですって」
よく利用するスーパーで、パートのおばちゃんたちも陰口をたたかれながらも、半額弁当をコンスタントに入手してきました。
(ちなみに過去形にした理由は、こちらのブログ、その他副業やらが忙しくゆっくり半額弁当ハンティングに時間を割くことが難しくなったためです)
とはいえ当時使っていた半額弁当を奪取するためのノウハウは、現在でも問題なく使用可能。
そこでこの記事では、スーパーで半額弁当を入手するのに役立つ情報を中心にご紹介します。
- スーパーで弁当が半額になる時間
- 半額弁当のメリット・デメリット
- 半額でもお得になりづらい商品
- スーパー以外で安く弁当を入手できるか
- 半額弁当の入手率を上げる方法
先に言っておくと、半額弁当、美味しいですよ。お腹は膨れるし財布は痩せづらいし、料理が出来なくても食べられるしで、一人暮らしの強い味方です。
毎日の夕飯に慣れない自炊をやって苦しんでいる人、とにかく時間やお金をかけずにおいしいご飯が食べたい人は、ぜひ眺めていってくださいね。
半額弁当が割引になる時間
冒頭で大見えを切っておいて申し訳ありません。分かりません。
お許しを。そして聞いてください。
確かに弁当が半額になる正確な時間は分かりません。理由としては、
スーパーによって半額になる時間がまちまち
だからです。同じ屋号のスーパーでも、地域によって営業時間は往々にして異なります。
なので「○○というスーパーは■■時に行くとほぼ確実に半額弁当をゲットできます!」って明言しづらいんです……。
ですがそこは10余年の経験値。半額になるおおよその時間と、不確定要素によって変動する半額時間などの情報は、かなり把握しています。
紹介するのは下記の4つ
- 予備知識なしのスーパーなら閉店の2時間前から探っていく
- 客の入りが多い日は、半額になる時間が遅くなる
- 閉店時間が早いスーパーほど、半額シールが貼られるのは閉店間際
- 都心部など一部スーパーでは複数回半額のタイミングがある
予備知識なしのスーパーなら閉店の2時間前から探っていく
予備知識なしで訪れるスーパーで半額弁当を狙う場合、まずは閉店時間の2時間前に行ってみましょう。
半額になる時間の目安が、だいたい閉店の2時間前のため
もし半額になっていなかったら店内をウロウロしながらしばらく待機。
その間にお弁当コーナー以外にも立ち寄ってみてください。生鮮コーナーやパンコーナーなどで掘り出し物が見つかるかも知れません。
(もちろんカゴに入れるのは食べたいと思うもののみですよ)
次に逆パターン。すでに半額シールが弁当などに貼られていた場合、欲しいものが残っていれば購入、そうでなければ素直に撤退。
その日はデータ収集のみ
「それじゃあ今日の夕餉はどうなるんだ!」「こっちは腹が減っているんだ。お前の白い頭でも千切ってよこせ」
お許しを。そして聞いてください。
収穫がなかったときのために、インスタント食品や冷凍食品をいくつか用意しておくことも大事なポイントなんです。
なぜなら仮に半額弁当が入手できるチャンスがあったとしても、ライバルに先を越されることがあるからです。
上記ラノベみたいなことが、リアルに日々起こっています。
「あ、この人もおれ(わたし)と同じように弁当に半額シールが貼られるの待ってる」ベテランになると相手の挙動だけで同業者(笑)かどうか分かるようになりますよ。
閑話休題。半額になる時間や販売されている弁当の数が分からないスーパーに足を運ぶ際は、半額弁当奪取に失敗したケースの準備をした上で、閉店の2時間前から探りを入れてみてください。
客の入りが多い日は、半額になる時間が遅くなる
同じスーパーでも日によって半額になるタイミングがずれることがあります。客数が多い日は、半額シールが貼られづらくなります。
理由 → 黙っていても商品がどんどん売れていくため
わざわざ利益が出にくい半額シールを、たくさんの客がいるところに分け入って貼りに行くのは店側にとってデメリットづくし。
逆に客数が少ないと、半額になるタイミングが前倒しになることもあります。
客数の増減に分かりやすく影響するのは――やはり天候。自分がスーパーに来店する負担が大きくなければ、天候が悪い日はいつもよりちょっと早めにスーパーに行ってみるのもいいかもしれませんね。
閉店時間が早いスーパーほど、半額シールが貼られるのは閉店間際
これもぼくの肌感による分析ですが、閉店時間が早いスーパーは、遅くまで営業しているスーパーに比べて弊店ギリギリまで半額シールを貼ってくれません。
たとえば……
大手のスーパー(23時閉店)は、閉店の2時間前くらいから弁当に半額シールを貼り始める
閉店時間が20時前後のスーパーは、閉店の30分~1時間くらい前から、やっと半額シールをペタペタし始める
地域密着型のスーパーは特に閉店時間が早めなことも多いので、半額シールが弊店ギリギリに貼られることが多いように感じます。
商品数も大手のスーパーに比べて少ないことから、半額になる前の割引率で弁当類は売り切れてしまう可能性もありますね。
都心部など一部スーパーでは複数回半額のタイミングあり
商品の流動性が高い都心部など、品出しを1日に複数回行っているスーパーでは、半額シールが貼られるタイミングも同じように複数回存在します。
開店直後、昼過ぎ、夕方……と、半額弁当を手に入れるチャンスが多い
ただし流動性が高いということは、それだけすぐ商品が売れてしまうということ。半額弁当を安定して入手できるわけではないことに注意してください。
半額弁当を狙うメリット
「半額弁当って確かに安いけど本当にお得なの?」という疑問がある人に、半額弁当の具体的なメリットをお伝えします。
- 食費が安くなる
- 食器を洗う手間がない
- 調理時間を節約できる
食費が安くなる
当たり前ですが、定価で購入した弁当より、半額で購入した分食費を安く抑えることができます。
単純計算で定価のお弁当を買ったときの場合に比べ、食費は半分になる
もし仮に1日三食をスーパーで買った弁当(定価は仮に500円)で済ませている人がいたとしましょう。
この弁当をすべて定価で購入していたら、一カ月の食費は500円×3食×30日分=45.000円。半額なら22.500円。
これだけあればそこそこの旅行に行けちゃいます。高級家電ドラム式洗濯乾燥機だって、かなりグレードにこだわることも可能です。もちろん次のライフプランのための貯金にしたっていいですね。
一食一食の金額差は数百円ですが、食費という毎日の出費を抑えることは、生活に余裕を生むのに直結することを理解しておきましょう。
また「食費はあまりかけずにいろんなものを食べたいよ」という人は、定価の弁当を我慢して半額弁当を狙えば、同じ出費で2食分食べることができます。
が、もし「好きなものを誰にも咎められることなく好きなだけ食べる」ことが一人暮らしの悦びになるなら、半額弁当がその一助になってくれるでしょう。
食器を洗う手間がない
まあ半額のものに限った話ではありませんが、食事をスーパーなどで購入した弁当にすると食器を使わないので洗う手間がありません。
弁当を食べ終わったら容器を捨てるだけ
ついでに弁当のフタを皿代わりにして、付け合わせに冷凍食品などを食卓に並べることなんかもできちゃいます。
地域によっては捨てる前に容器の洗浄が求められることもありますが、水で流すだけなので負担は軽いはず。
水洗いが義務でない地域も、夏場の熱い時期だけは容器に残った残骸にムシが湧くこともあります。ひと手間ありますが心配な人はぜひ。
調理時間を節約できる
こちらのタイトルどおり。食材から調理をする必要がないため食事の準備にかかる時間を大幅に短縮できます。
レンジでチンするだけ。数分で完成
ぼくはどちらかというと、半額弁当を買う魅力は家事の時短にあると思っています。節約に特化するなら自炊がいいですから。でも料理好きじゃないと続けるのは難しいですしね。
お腹が減っているときにこんなことをやるのがイヤで、ぼくは自炊をやめました。
弁当ならレンジに入れてスイッチを2,3ポチポチすれば、数分後には暖かい食事が出来上がります。待っている間に着替えを済ませたりテレビやパソコンを起動させたり、レンチン以外の食事を準備したり、なんでもできちゃうのも素敵。
ともかく、半額弁当は安さだけでなく、食事の準備がうっとうしい人の時短にも貢献してくれるのです。
半額弁当を狙うデメリット
いいことばかりの半額弁当ですが、注意すべきこともあるのでお伝えさせてください。
- 時間の浪費になる
- 栄養が偏る
- 食料確保が安定しない
- 買いだめするなら賞味期限切れ承知で
時間の浪費になる
半額弁当を狙うメリットの項目で「時短に貢献する」と記載しましたが、半額弁当に固執し過ぎると逆に時間の浪費になることもあります。
半額シールはあなたの都合がいいタイミングで貼られるわけではないからです
それってあなたの感想ですよね?
(この台詞、使い方違うかも)
半額シールが貼られる時間は、商品の売れ方、客数、天候などなど……さまざまな要因で変動します。ときには人的要素(店員さんの気まぐれや怠慢)で半額になるのが遅くなる可能性もあるやもしれません。
待っても待っても半額にならない……。しびれを切らした他の客が「2割、3割引きでもいいか」と妥協することで弁当の数がどんどん減っていく……。
その結果弁当が半額になる前に姿を消してしまうかもしれません。仮に半額弁当を入手できたとしても、対価として多くの時間を失ってしまうことも考えられるでしょう。
「半額弁当に執着し過ぎると、時間の浪費につながるかもしれない」この前提を覚えておかないと、半額弁当で逆に損をするかもしれませんよ。
栄養が偏る
半額弁当ばかり食べていると栄養が偏ります。
商品名や内容物が異なっていても、食材の種類がだいたい似たようなものだから
たとえば揚げ物ばかりの弁当とか、加工肉ばかりの弁当とかですね。それでは弁当の種類を変えても栄養バランスを整えることは難しいです。
もっと言うと、仕入れた材料の消化に弁当系の商品が利用されていることも原因のひとつかもしれません。
入荷した生肉など、見た目が悪いものは調理して提供することで欠陥が目立たなくなる
弁当に入っている肉類や揚げ物、当然調理されてますよね。あれって生のまま提供できない食材が流用されているという話なんです。
「へえそうなんだ? で、だからなに?」という人も多いはず。
要するに、仕入れ量が多い食材のロスを減らすため同じような弁当がしばらく売られ続けるということ。
単純に仕入れ量を見誤っただけっていうパターンもあるかもですが。
といった感じで、気付かないうちに偏った栄養ばかり摂取していることもあるのでお気を付けを。
以上、おしまーい。
栄養が偏れば、何かしらのかたちで身体に異常が現れます。ぼくの経験ではお腹の調子が悪い、吹き出物、立ち眩み……。
食事だけで栄養バランスを考えたい人は同じような弁当が続かないよう、ちょっと意識してみることをおすすめします。
食料確保が安定しない
半額弁当を狙っている人はあなた以外にも複数人存在するはず。ですので競争率が高いと安定して半額弁当を入手することができず、食いっぱぐれることも考えられます。
半額弁当競争は弱肉強食の世界
だからこそ半額弁当を入手できたときには、至極の悦びを味わうことができるんですけどね。
客の多いスーパーでは、あっという間に半額になった弁当が消えていきます。そんな激戦区で半額弁当を狙う人は、敗戦時の逃亡策――要するに別のご飯を調達することも視野に入れておいてください。
買いだめするなら賞味期限切れ承知で
前項の対策のひとつに「たくさん半額弁当が買えるチャンス日に、数日分を買いだめしておく」というものがあります。
というか、ぼくが実際にやっていたことです
この方法にはいくつかメリットがあります。
- スーパーに行けない日でも半額弁当を食べることができる
- 毎日スーパーに行かなくて済む(時間の節約になる)
- その日の気分で食べたい弁当を冷蔵庫からゆっくり選ぶことができる
ただしデメリットとして紹介している以上、人によっては看過しがたい欠点も存在します。
- 基本常に賞味期限切れの弁当を食べることになる(体調不良のリスクあり)
- 別日で購入した半額弁当があると、賞味期限の管理が大変(家事の負担が増える)
- シンプルに味が落ちる(楽しい一人暮らし生活にヒビが入る)
ぼくは上記いずれのデメリットも、大きな問題には感じていないので半額弁当はまとめ買いしていました。
半額弁当の買いだめは個人的におすすめですが、項目タイトルのとおり、
自己責任
で行ってください。
半額になっても購入非推奨な商品
ネガティブなテーマが続いて申し訳ありませんが、場合によっては半額になっていても購入非推奨な商品についても解説します。
(弁当以外の商品も紹介)
- お惣菜
- 生モノ
- 揚げ物
お惣菜
お惣菜類は全般的に割高なので、たとえ半額になっていても積極的に購入することはおすすめしません。
内容量は大したことないのに、弁当と大きな金額差がない
半額の弁当だけでは栄養バランスが悪い、もしくはちょっと物足りないといった理由でお惣菜を買いたくなる気持ちは分かります。
ですが、安さにつられてあれこれ買い物かごに投入し続けていると、お会計で「え? そんなに買ったっけ?」と目を丸くすることになるかもしれません。
(あ、ちなみにカットフルーツの詰め合わせも同様の理由で買わないほうがいいです)
さきほども言いましたが、栄養を整えたいだけならお惣菜より薬局でビタミン剤を買ってきたほうが割安です。
お腹を満たしたいだけならインスタント味噌汁を買いましょう。小学校の体育のあと、水道で水を飲みまくって「水っ腹」になった経験がある人は多いはず。要するに……そういうことです。
生モノ
もしその日のうちに食べるつもりがないなら生モノも購入は非推奨です。
どんなにひどい味音痴でも、味落ちしたことが分かるから
ちなみに上記味音痴とはぼくのこと。ラーメンの上手い不味いっていう話にまったく共感できない馬鹿舌の持ち主です。
雑菌が繁殖することも非推奨要因のひとつ。生モノという特性上、加熱して食べることができないので、繁殖した雑菌がそのまま体内に入ってしまいます。
それから単純に高いんですよね、パックのお寿司……。
「半額でもこの値段か……でもたまにはちょっと贅沢もしたいし、せっかくだから買おうかな」
と思って購入した商品。しかしいざ食べようとしたら表面はカピカピ、味はなんだか鉄臭いときたら、とりあえず八つ当たりしたくなりますよね。
一度冷凍し食べる直前に解凍して食べる方法を紹介している人もいますが、実体験した身としては「やっぱり味違うな」という感覚は拭えませんでした。
ですので当日食べる予定がない生モノは、買い物かごに入れたい誘惑をぐっとこらえてスルーしてください。
揚げ物
意外に思われる人がいるかもしれませんが、揚げ物も味落ちしやすいです。
油が酸化する。大量の油でコーティングしているようなものなので、全体的に劣化がおきやすい
人によっては胸焼けのような症状が発生することも想定されます。
生モノとは異なり、こちらは加熱することで発生した雑菌の多くは排除することが可能。味もある程度出来立ての状態に近づきます。
ただしカキフライ弁当は注意。半額で購入した4日後くらいに食べたら、味は問題なかったのですが、夜中に目がまわって大変でした。
(朝には回復したので普通に仕事行きましたが)
スーパー以外で弁当を安く入手できる?
半額弁当はスーパーで購入するのが基本。ですが他のお店でも安く弁当を入手することは可能です。
- コンビニ
- ドン・キホーテ
- 業務スーパー
コンビニ
コンビニでも食品ロスの削減という観点から、「捨てるくらいなら安くして販売しよう」と、弁当類を割引することがあります。
今日のお昼ご飯
・焼きそば弁当夜ご飯
・ローソンの街角厨房
半額🥺🥺 pic.twitter.com/ymsEwUfaez— ここたや@節約貯金 (@mnhrch00) March 1, 2022
実際味も美味しいので半額で入手出来たら確かにラッキーです。
しかしぼくはコンビニの半額弁当を買うことに消極的。大きな理由は3つあって、
- 定価が高いから半額でもそんなに安くない
- 余計なものを買ってしまう
- スーパー以上に半額弁当の入手率が低い
コンビニの弁当はもともとの値段が高いので、半額になったとしてもそこまで安くはなりません。
ですのでついついもう一品に手が伸びてしまいがち。半額の弁当だけレジに出すのって申し訳ないような恥ずかしいような、そんな心情も後押しして、結局出費がかさむことにもなりかねません。
それからスーパー以上に半額弁当の入手が困難。いつ半額シールが貼られるかが不明瞭すぎて、これこそ運ゲーだと約7年前のぼくは思っていました。
コンビニに何か用があるときに立ち寄って、もし半額になった弁当などがあればラッキー! くらいに考えておくのがちょうどいいかもしれません。
ドン・キホーテ
ドン・キホーテでもお弁当が販売されています。食料品コーナーをうろちょろすればどこかに見つかるはずです。
閉店時間や弁当の売れ行きによってばらつきはありますが、21時以降に半額シールが貼られることが多いです
照り焼きの弁当や天丼など濃い味のものから白身魚フライ弁当、揚げ物を使用しない弁当などさまざまな需要に答える豊富な品揃えとなっています。がっつり食べたい人にはギガ盛りなんてものもありますね。
ぼくがドンキを取り上げた理由は、もし半額じゃなかったとしても、そこそこコスパのいい弁当が入手できることもあるからです。
ドンキホーテで198円弁当を購入。
ここまでやすいと逆になんとも言えない気持ちに。 pic.twitter.com/Kgh1G2Q3NT
— すぎ@ASD (@su08a) November 3, 2018
ただしすべてのドンキで同じ商品が販売されているとは限らないこと、人気の弁当はすぐ売り切れてしまうことは念頭に入れておく必要があります。
まあ個人的にはレトルトのご飯やお味噌汁、パンや飲料など安く購入できるので、弁当目当てじゃなくても訪れる価値はあると思っています。
業務スーパー
「これもスーパーじゃね?」という声が聞こえてくる気がしますが、別枠としてご紹介させてください。
割引はあまり期待できないが、定価でもかなり割安な食材を確保できる
というのが業務スーパーの特長。「業務」とつくので近寄りがたい感覚を抱きますが、一般の人でも普通に買い物をしています。
業務スーパー利用者の中には、月の食費5.000円で生活している猛者もいるとか……。
ぼくも同感です。そしてご安心を。
業務スーパーでは、レンジでチンするだけで完成する冷凍食品も多数取りそろえています。
ラインナップの例としては、から揚げ、ハンバーグ、焼き鳥、パスタ、チキンライスetc……。もちろん中には弁当も存在。
半額で売られる可能性は限りなく0ですが、逆に言うと半額になる時間に縛られる必要がありません。
もしお住いの地域に業務スーパーがあるなら、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
半額弁当の入手率を格段に高める方法
「定価で買うものより、やっぱり半額の弁当にこそロマンがあるんだ!」という人へ、最後に半額弁当の入手率を高めるための方法をお伝えします。
確実に半額弁当を入手する方法ではないことはあらかじめご理解を。
- 複数の店舗で半額弁当を狙う
- 人の少ない店舗を狙う
- 悪天候の翌日を狙う
- お店独自のセール日の前後
- 最終手段:キープ戦術(手段を選ばない人向け)
複数の店舗で半額弁当を狙う
いくつかのスーパーをハシゴして、半額弁当とのエンカウント率を高める方法です。
ある程度周辺の地理に慣れていれば簡単に実践できます
徒歩では効率が悪いので自転車、もしくは自動車を使うことになるでしょう。
もし本命のスーパーで半額弁当の奪取ができなかったとしても、「まだチャンスはあるぜ」と心にゆとりを持つことができます。
自転車で移動すれば食事前にいい運動ができるので、弁当の味も格別になることでしょう。
人の少ない店舗を狙う
地域によってはいわゆる「穴場」のスーパーが存在します。
弁当が半額になる時間に、客の入り方がまばらなスーパーは狙い目です
労せず半額弁当を入手できるので、レジに向かう間にこみあげる笑いを隠すのが大変です。
またスーパーを利用する人に家族世帯が多いと、弁当類は避けられる傾向があります(半面、肉類総菜などは爆売れしやすいですが)そういったスーパーも穴場となるかもしれません。
ただそんな分析までするのは難しい、というか結果論でしかないので参考程度でいいでしょう。
初めて訪れるスーパーが穴場かどうかは、結局のところ運。もし穴場スーパーを見つけたら、その強運に感謝して半額弁当を持ち帰りましょう。
悪天候の翌日を狙う
土砂降り、寒波襲来など悪天候の翌日に行ってみると、朝から半額になった商品がたくさん並んでいるケースが想定されます。
前日に客足が遠のくためです。当日の客数も少ないことを予測して早めに割引の対応を入れていることも考えられます
弁当以外にも賞味期限が迫った商品が2、3割引、半額となることも多いです。
この方法を実践する上で障害となるのが時間。開店時間に合わせてスーパーに行くのって、学生も社会人も休みの日じゃないと難しいんですよね。
もし通勤・通学中に立ち寄ることができるスーパーがあれば覗いてみてもいいかもしれません。
お店独自のセール日の前後
そのスーパーが行っている定期的なセール日の前後は、半額弁当の入手率が若干高まります。
理由は単純明快。セール日に人が集まりやすいからです
イメージとしてはイオンの「お客様感謝デー」や「火曜市」などでしょうか。お買い物料金に割引が入ったり、ポイント増額がされたり、通常よりもお得に買い物ができる日となっています。
「どうせならポイント○倍の日に買い出しに行こうかな~」と考えている人は思いのほか多いです。現にあまり節約を意識していなかったころのぼくでさえ、イオンの利用は無意識に火曜日と決めていました。
つまり、そういったお得なセール日の前後はお店にとって閑散日。客数が少なければ半額シールが貼られるタイミングも早くなることが期待できます。
もし普段利用しているスーパーにセール日があるなら、その前後に買い物に行くことをちょっと意識してみてはいかがでしょうか。
最終手段:キープ戦術(手段を選ばない人向け)
この方法は最後の手段、というかぼくの中では禁じ手のひとつなのですが、割引シールが貼られるまで、手に持っている買い物カゴに欲しい弁当をキープしておく方法があります。
理論上はこの方法で、好きな弁当を好きなだけ、しかもほぼ100%の確率で半額にて入手できます
ただしこの方法、想像できると思いますが、同じように半額弁当を狙っているライバルたちから途轍もなく反感を買います。
(無言の圧、とでもいいましょうか。心の弱い人は失神してしまうかもしれません)
これに耐えうる強靭な精神力を持っていなければ、他のライバルと同じように正々堂々半額シールが貼られてから買い物かごに入れるのがいいでしょう。この戦術を地でできるのは特別な戦闘訓練を積んだおばちゃんたちだけです。
店側にとってもテンポよく割引シールを貼っている最中に「これにも貼ってよ」と横やりを入れられたら仕事になりませんからね。
ごくまれに「こちら(商品台)に並んでいるものが終わってから対応します」と一蹴する勇者店員がいて、心の中でぼくは拍手を送っていますがそれはまた別の話。
まとめ
ここまで半額どころか9割引きでも購読を遠慮したくなる文章に目を通していただきありがとうございました。
最後に、今回の記事の要点をざっくりプレイバック。
スーパーで半額弁当を狙うなら、
- 予備知識なしのスーパーなら閉店の2時間前から探っていく
- 客の入りが多い日は、半額になる時間が遅くなる
- 閉店時間が早いスーパーほど、半額シールが貼られるのは閉店間際
- 都心部など一部スーパーでは複数回半額のタイミングがある
上記は基本ノウハウです。半額弁当争奪戦に乗り遅れるのを防いだり、半額シールが貼られるまでの無駄な時間を短縮したりに役立ちます。
半額弁当の入手率を上げるためには、
- 複数の店舗で半額弁当を狙う
- 人の少ない店舗を狙う
- 悪天候の翌日を狙う
- お店独自のセール日の前後
- 最終手段:キープ戦術(手段を選ばない人向け)
上記のテクニックを利用して、効率的に半額弁当を手中に収めてください。
食費の節約や調理の手間に貢献してくれるのが、半額弁当です。
ただし競争率が高い店舗だと半額弁当が入手できなかったり、自宅から離れた店舗だと時間の切り売りになったりすることもあります。
まずは半額弁当の価値と、入手にかける時間とを天秤にかけてみてください。その上で半額弁当に価値があると思えたら、ぜひ行動を!
というわけで今回はここまで。
それではまた!