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コンタクトがすぐに乾燥する原因とすぐに実践できる対策を紹介(実体験付き)

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マスクをつけるのが日常となった昨今。
メガネではなく、コンタクトレンズをつけて外出することが増えたのではないでしょうか。

しかし、
「午後になると乾燥が気になる……」
「すぐに目がごろごろして、つけ心地が悪い」
といったコンタクトならではの悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。

ボクも、その中の一人でした。
「早く家に帰ってコンタクトを外したい!」
と仕事中に何度も考えていたのを覚えています。

そこで今回は、なぜコンタクトレンズをつけると目が乾くのかという原因から、乾燥を抑えるための対策までご紹介します。

後半には、ボクがコンタクトの乾燥を克服した便利ケアアイテムもご紹介します。
そのケアアイテムのおかげで、常に目薬を持ち歩いていないと不安、ということがほぼなくなりました。

一通り目を通すことで、コンタクトの乾きを現状より少なからず抑えることができるはずです。
ぜひ最後までご覧くださいね。

なぜコンタクトの乾きが起きるのか

まずコンタクトが乾燥する原因を4つご紹介します。

  1. PC・スマホを見ることによる瞬きの減少
  2. 環境自体が乾燥している
  3. もともとドライアイ
  4. コンタクトの汚れ

それぞれ具体的に説明しますね。

1、PC・スマホを見ることによる瞬きの減少

長時間パソコンやスマートフォンの画面を眺めることで、コンタクトが乾燥する場合があります。

そもそもなぜ目が潤っているかというと、定期的に瞬きをするからです。

瞬きをする=目にとっての息継ぎみたいなイメージと考えるといいでしょう。

実はパソコンやスマートフォンの画面を眺めているとき、知らず知らずのうちに瞬きの回数を減らしているんです。

ただぜんぜん問題ってことではありませんよ。
それだけ集中力があるってことですから。

一般的にパソコン・スマホの画面に集中しているとき、普段の生活の約4分の1に瞬きの数が減ると言われています。

基本的に起きている間、あなたの目はずっと働いています。
ムリをさせると疲れだけでなく乾燥することを覚えておきましょう。

2,環境自体が乾燥している

空間が乾燥していると、それにともなってコンタクトレンズも乾燥しがちです。

コンタクトレンズに含まれる僅かな水分が奪われてしまうためですね。
ちなみにドライアイの人は目が水分を奪うこともあると言われています。

晴れている日と曇っている日で、どちらが地面の水たまりが早く蒸発するかは明白でしょう。

夏や冬にエアコンを効かせた部屋を、コンタクトは苦手としているのです。

3,もともとドライアイ

あなたの目がドライアイの状態なら、コンタクトをつけていても乾燥します。

もちろんボクもドライアイです。ついでにお肌も重度の乾燥肌。今考えるとドラクエのスライムを好きになったのは、憧れからだったのかもしれません。

それはそうと、コンタクトのことを、外部の乾燥から目を守ってくれる「盾」みたいなものだと思っている人がときどきいらっしゃいます。

さきほども言いましたが、瞬きによって目には栄養が行きわたり、涙の膜が作られるのです。

コンタクトは盾ではなく、いわば「マスク」のようなもの。

つまりコンタクトによって、涙の膜が目の表面に形成されるのが阻害されているのです。

4,コンタクトの汚れ

コンタクトレンズ自体に汚れが付着していると、キレイな状態より乾きやすくなります。

主に洗浄液で洗って、何度も使用するタイプのコンタクトを使用している人に当てはまる原因でしょう。

コンタクトを使っていると、少しずつ「たんぱく汚れ」というものが付着していきます。
簡単に言うと、目の老廃物みたいなものですね。

このたんぱく汚れが蓄積すると、レンズが十分な水分を確保できなくなってしまいます。

「最近コンタクトが霞んできたな」
と感じている人は、もしかするとたんぱく汚れの付着が、コンタクトの乾燥と視界不良を引き起こしているかもしれません。

すぐに実践できるコンタクトの乾燥対策

では次に、コンタクトの乾燥を防ぐための対策をいくつか紹介していきます。
ネットではいろいろな方法が提唱されていますが、長年コンタクトの乾燥に悩んでいたボクが効果を期待できると感じたのは、以下の方法です。

  1. 装用時間を短くすることを心がける
  2. PCやスマホ画面の光度を調整
  3. 部屋の湿度を一定に保つ
  4. コンタクトの状態・性能をチェックする
  5. 眼科に相談する

一部の項目は「そりゃそうだろ」とつっこまれそうですが、念のため解説していきます。

1,レンズの装用時間を短くすることを心がける

コンタクトレンズの適切な装用時間を守って、長時間の使用をなるべく控えましょう。

コンタクトを安全に使用するための装用時間は、ハードコンタクトが14時間、ソフトコンタクトで17時間が限界ラインと言われています。

それ以上つけ続けると、目に必要な酸素が不足してしまい、眼病の原因になる場合もあるのです。
目とコンタクトの間に涙の膜がなくなると、コンタクトをはがすときに角膜がべりっとついてくる、なんてホラーな話もときどき耳にします。

さすがに1日くらいでそんな悲惨なことは置きませんが、たんぱく汚れが付着する量は、装用時間が短い場合に比べて増えることは明白。

コンタクトの性能維持と目の健康を考えると、帰宅したあと特に用事がなければ、なるべく早くコンタクトを外すことをおすすめします。

2,PCやスマホ画面の光度を調整

パソコン・スマートフォンの画面を暗くすることで、目の負担を軽減することも効果的です。

視界が明るい状態だと、目はがんばってものを見ようとします。

逆に言うと、暗ければ暗いほど、目は見ることをサボろうとします。
極端な話、真っ暗な状態なら目の負担はゼロです。
※ただし居眠りは涙を作る機能まで休んでしまうので、乾燥対策という点ではNG!

負担が少なくなるだけでも、自然と瞬きの頻度も変わってきます。

みなさんもオフの日は、好きな時間に起きて、だらだら動画を観たり、買い物に出かけたり好きなことに時間を費やすのではないでしょうか。

目も同じで、働かなくていいときは自由に瞬きをします。

つまり、パソコンやスマホの光度を調整することは、目の緊張を和らげ自然な瞬きを促すのです。

3,部屋の湿度を一定に保つ

部屋の湿度が下がりすぎないように調整を心がけましょう。

特にエアコンの使用時は要注意。
暖房、そして冷房も、部屋の湿度をどんどん奪っていきます。

加湿器を持っているなら、エアコンを運転する際には合わせて使うといいです。

持っていない場合は、濡れタオルをハンガーにかけておくだけでも乾燥対策になりますよ。

4,コンタクトの状態・性能をチェックする

自分の使っているコンタクトレンズが乾燥しづらいか、一度確認してみてください。

コンタクト表面に汚れが付着していると、十分な水分が確保できません。
「最近視界が霞む(ぼやける)気がするなあ」
と感じている人は、コンタクトのパフォーマンスが落ちているかも……。

洗浄・保存で使っている洗浄液だけでなく、週に1度でもいいのでたんぱく除去が可能なケアアイテムでコンタクトを洗いましょう。

またコンタクト自体がどれだけ水分を含んでいるかを表す「含水率」という数値にも注目。

実はこの数値、低い方が乾燥には強いです。
含水率が高い=水分が多いため異物感が少ない
含水率が低い=水分をあまり蓄えられないため、目から水分を奪うおうとする力が弱い。

ついでに含水率が低いレンズは、表面が滑らかな分汚れが付着しづらいというメリットもあります。

含水率が高い・低い、どちらも一長一短あります。
こっちの方が優れている!ということはありませんが、知識として覚えておくだけでも乾燥に対する意識が変わってくるハズです。

ちなみにハードコンタクトには含水率の数値はありません。

5,眼科に相談する

上記の対策どれを試しても改善がみられない場合は、眼科の先生に目の状態を診てもらうことも検討しましょう。
さっき言った「そりゃそうだろ」項目です。

目のことでなく皮膚の話になりますが、ぼくは過去、上記のパターンで皮膚科に駆け込みました。

正しいスキンケアができていなかったことに加えて、普通の人より皮膚が薄いことで肌トラブルが起きやすいことを始めて知ったのです。
処方してもらった油分たっぷりの保湿クリームを使い始めたら、みるみる肌の調子が改善していきました。

要するに、ネットで出回っている対策には限界があるということです。

時間やお金を使っていろいろな対策に手を出すより、専門家に診断してもらった方が簡単に解決することもあることは覚えておきましょう。

ぼくがコンタクトの渇きを克服した便利アイテムを紹介

最後に、ぼくがコンタクトレンズの乾きを克服した便利アイテムをご紹介しておきます。
始めにその便利アイテムが何かというと「装着液」というものになります。

コンタクトレンズの乾きを解消するケアアイテムとしては、人口涙液を成分とした目薬が有名です。
人口涙液とは、その名の通り人工的に涙の成分に似せて作られたもの。
普通の目薬より乾きに強いのでドライアイに効果的と言われています。

ですがこれって、目が乾くこと前提のケアアイテムです。

平たく言うと、装着液もドライアイ対策の仕組みは同じ。
異なるのは、朝コンタクトをつけるタイミングで数滴つけるだけでいい点です。

仕事から帰宅後、コンタクトをサラッとはがせたときには感動しました。
目薬と違って目とレンズの間に涙の層を作ってくれるので、装用感がアップするのも嬉しいポイントです。

決してコンタクトが乾かないわけではありませんが、それでも目薬を使う頻度は激減するハズ。

目薬と同じくらいの価格で販売されているので、ぜひチェックしてくださいね。

それではまた!