一人暮らしの憧れであるソファ。ですが部屋が狭いと気に入ったものを置くことができず、なくなく諦めるということも多いです。
「必ずしも生活に必要なものじゃないから優先順位を低くしてしまっているけど、くつろぎ家具としてやっぱり欲しい!」
というぼくの声に共感してくれる人は多いのではないでしょうか。
ソファを置くスペースがないのであれば、他の家具とまとめてしまえばいいのです。
部屋の中で、もっとも床面積を圧迫しやすい寝具(つまりベッド)と、ソファをまとめたソファベッド。
6帖ほどの窮屈な部屋に普通のソファを置こうとすると、2人掛けはもちろん、1人掛けの商品でも設置するのには工夫がいります。
ソファベッドなら、横幅が2メートルを超える3人掛けの商品でも、6帖の部屋に設置することが可能です。
今回は一人暮らし初心者向けというテーマで、おすすめのソファベッドを紹介していきます。
- これから一人暮らしを始めようとしている人
- 初めてソファベッドを購入しようとしている人
- お金はかけたくないけど、機能性やデザイン性の高いものを使いたいという欲張りさん
今回の記事ではソファベッド初挑戦のあなた向けに厳選した、3点の商品を紹介。
ソファのある優雅な一人暮らしと、広々と落ち着いた空間を両立させたい人は、ぜひ1度ご覧ください。
おすすめソファベッドの選定基準
まず、今回紹介するソファベッドの選定基準について説明しておきます。
- 価格
- サイズ
- 使いやすさ
まず『価格』について。
冒頭にも言いましたが、価格は1万円台から選びました。
次に『サイズ』について。
毎日寝具として使う想定で紹介する商品を選びました。睡眠をとるのに十分な大きさを備えているかどうかも厳しくチェック。
最後に『使いやすさ』について。
繰り返しになりますが、寝具として毎日使う前提のソファベッドです。
日中にソファとして使い、夜にはベッドとして切り替える……これを毎日繰り返しても苦にならないか、という点を評価ポイントにしました。
紹介するにあたって、口コミなどの評判も徹底調査。客観的な評価もしつつ、「一人暮らし始めたてに使いたかった」とぼくが本気で思えるソファベッドだけを厳選しました。
もちろん良い点だけでなく悪い点についてもしっかり解説。ソファベッド選びの参考にしてください。
一人暮らしにおすすめのソファベッドを紹介
それでは一人暮らしにおすすめのソファベッドを紹介していきます。
紹介するソファベッドは下記の3点です。
- 高反発4WAYソファーマットレス|大柄な男性でもゆったり眠れる大面積マットレス
- リクライニング付き3WAYソファベッド|女子力最強のデザイン性
- 2人掛け 2WAYローソファ|清潔感のソファと静穏感のベッド
どれも一人暮らし初心者向けのソファベッドです。
どれも甲乙つけがたい優れたソファベッドなので、お見逃しなく。
高反発4WAYソファーマットレス|大柄な男性でもゆったり眠れる大面積マットレス
まずはこちらの商品を紹介。
価格 | 4.5点 |
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寝具サイズ | 4.5点 |
使用感 | 4.0点 |
マットレスがメインの商品なのですが、ソファ+寝具としての使い道ができるという点で、ソファベッドとして扱うことにしました。
まずはこちらの商品は、寝具としての性能が高いことがメリットとしてあげられます。
しかも、ただサイズが大きいだけではありません。
マットレスは厚さ10cmの高反発性。横になったとき身体に負担がかかりにくいよう、体圧分散まで組み込まれています。
それとカバーは取り外してあらうことが可能です。地味かもしれませんが、ソファベッドとしては高評価ポイント。
寝汗や汚れがついてしまったときに洗うことができれば、清潔な状態を維持しやすいです。
商品名に入っている4WAYというワードから分かるとおり、背もたれつきや枕つきの状態にすることも可能。
そして、ここからは商品のマイナスポイント。
まずソファとしての見た目がちょっとイマイチという気がします。
ぱっと目に入ったときに側面から折りたたみ構造がうかがえてしまうため、安っぽく見えてしまいがちです。
対策として、ちょっと予算が嵩んでしまうのですが、折りたたみベッドと併用する使い方があります。
マットレスというデザイン上、すのこ状の折りたたみベッドなどとは相性ばっちりです。
それと、人によってはマットレスが柔らかすぎると感じるかもしれません。
このことから、沈み込みが深くなる和らかい感触が好みの人には向いているソファベッドと言えます。
ちなみに事前リサーチの結果として、決定的なネガティブ意見を口コミしている人はほとんど見受けられませんでした。
大多数が商品を評価する意見だったので、実用性としてはかなり信頼度の高いソファベッドです。
リクライニング付き3WAYソファベッド|女子力最強のデザイン性
続いて紹介するソファベッドはこちら。
※画像クリックで販売元である『ネルコンシェルジュ』さんのサイトに移動します。
価格 | 4.0点 |
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寝具サイズ | 4.5点 |
使用感 | 4.5点 |
この商品を一言であわらすと『見た目にこだわるならコレ!』というソファベッドです。
部屋のコーディネートに自由度を生み出す意味でも活躍してくれるでしょう。
機能性としても14段階のリクライニングが備わっており、さまざまなくつろぎ方に対応。
最初に紹介したソファベッドと同様、寝具として展開したときの全長は200cmと広いので、足の先がはみ出す心配が少ないです。
ちなみに紹介している商品サイズだと、横幅は90cmのシングルサイズ。こちらでも十分寝返りをうつスペースはありますが、+3千円ほどで横幅120cmのセミダブルサイズを選ぶこともできます。
ファブリックカラーと同色のクッションが2つ同梱されている点も高評価。ソファとクッションだけで、女子力の高い部屋を演出してくれます。
そして、ここからは商品のマイナスポイント。
部屋の印象を良くすることが期待できる一方、大人っぽい部屋や無骨な印象の部屋とは相性が悪いように感じます。
一人暮らし初期から、すでに部屋の方向性を上記のようなテイストにしようと決めている人は、テイストの属性に絞って家具選びをしましょう。
(そのような人たちは、おそらくぼくに言われるまでもなく意識しているでしょうけど)
色の主張が強いのが気になる人は、ブラウンやアイボリーなどが無難でおすすめです。
もう一つのマイナスポイントとして、構造のことにも触れておきます。
リクライニングの構造が入っているので、ベッドにしたときに金具の入った場所を踏むと硬い感触が気になりやすいです。
ただし使っていればどのあたりに金具があるのかは分かると思うので、踏まないよう気をつけていれば大きな問題にはならないでしょう。
それと床に直接敷いて使うことになるソファベッドなので、床が汚いと座面などにほこりがつきやすいです。
当然ですが、ベッドを敷く床面はなるべく綺麗にしておくのがおすすめです。コロコロクリーナーで座面についた埃などを定期的に掃除するのもいいでしょう。
2人掛け 2WAYローソファ|清潔感のソファと静穏感のベッド
最後に紹介するソファベッドがこちらです。
価格 | 3.5点 |
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寝具サイズ | 4.0点 |
使用感 | 4.5点 |
今回紹介するソファベッドの中では、1番ソファとして見た目が整っている商品です。
座面の高さが約30cmと、脚のないソファベッドとしてはそこそこ高さもあります。
(2万円台まで対象を広げれば、もう少し高さのある下記のような商品もあります)
ベッドとして展開したときも16cmの厚みがあり、毎日使う寝具としても申し分ありません。
ソファからベッドへの切り替えも、比較的簡単。布団をたたむよりも簡単なので、使いやすさはかなり高ポイントのソファベッドです。
とベタ褒めしたところで、ここからは商品のマイナスポイント。
寝具として使ったとき、人によっては大きさが物足りなく感じる可能性があります。
横幅86cm、縦幅172cmなので、小柄な人であればしっかり収まるサイズ感です。
(カタログ寸法としては横幅103cm、縦幅178cmと表記されていますが、マットレスとして使える有効幅は実質ちょっと狭いです)
そしてもう1点。見た目も優れている商品ですが、全体的にソフトな質感であるため、座ったときに形状が崩れやすいです。
紹介した短所2点から判断すると、こちらのソファベッドは小柄な女性に向いています。
余裕があったら検討すべき商品
以上で紹介するソファベッドは以上――の前に、1点だけ追加で紹介したい商品があります。
リクライニングチェア(オットマン付き)
紹介する商品はこちら。
価格 | 3.0点 |
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寝具サイズ | 4.0点 |
使用感 | 5.0点 |
すみません、またしても正統派のソファベッドではない商品です。例によって寝具として高い性能を持っていることからソファベッドとして勝手に認定しました。
イメージ画像を見ていただいて分かるとおり、1人掛けサイズのソファでありながら、ゆったり感が神がかっています。
リクライニングによってお好みの角度でくつろぐことができます。ソファとして使うだけでなく、休息椅子としても使いやすいデザインとなっています。
脚がついたソファなので、床面に解放感を出すことができることも評価のポイント。
お掃除ロボットを使っている人は、部屋の掃除が行き届きやすくもなりますね。
(注:ソファは前の2本のみ脚つきです)
さらっとした生地の質感や分厚いウレタンフォームによるクッション材なども、最高の座り心地を生み出してくれるでしょう。
と褒め称えたところで、ここからは商品のマイナスポイント。
あくまで1人用リクライニングソファというコンセプトで制作された商品です。そのため寝具としてはどうしても横幅の物足りなさが気になりやすいです。
縦幅もオットマンを使わなければ、リクライニングを倒した最長の状態で138cmです。
それと見た目でもう1点。ソファやオットマンについている脚ですが、木製ではなくプラスチックです。
おすすめとして紹介しましたが、寝具として使うには少しクセがある商品なので、最後にどんな人に使ってほしいかをまとめておきます。
まずは寝相がいい人。横幅なんて気にすることなく朝までぐっすり眠ることができるでしょう。
また2人掛けのソファだと設置しづらい、座椅子だと物足りない、という人には、部屋に置く価値のある商品です。
本筋とズレますが、1人掛け用ということから大きく部屋面積を圧迫しないので、メインで使う寝具(ベッド)とは別に使うのもアリです。
6帖ほどの大きさの部屋でベッド+ソファを置くとしたら、ソファは1人掛けが基本だと思っています。
そのルールにも則っているので、リビングスペース用にこのソファを導入するのもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は一人暮らし始めたての人に向けたソファベッドを紹介させてもらいました。
一人暮らしのスタート時にはなにかと費用がかさむもの。紹介したソファベッドはどれも安価な割に高品質で、ソファとしても寝具としても十分機能してくれます。
とはいえ高額のソファベッドに比べると、長い年月の使用で劣化は出やすいです。
次回の引っ越し時に処分することを前提にすると、劣化を気にすることなく好きな見た目のソファベッドを選びやすくなりますよ。
今回紹介したソファベッドじゃなくてもOKです。もし一目惚れした商品があったら、それがあなたの生活を豊かにする1番の寝具になると、ぼくは思います。
それではまた。
※伝わる人だけ伝われば幸いです。
今度こそまた!