- 折りたたみベッドでも寝心地に拘った厚みのある二つ折りマットレスを紹介
- 本体と一体のマットレスがへたった場合のマットレスも紹介
- 折りたたみベッドで厚みのあるマットレスを使う場合の注意点を紹介
- 三つ折りのマットレスは折りたたみベッドと相性が悪いか、ぼくの見解を紹介
折りたたみベッド用の厚みのある二つ折りマットレスは、それほど市場に流通していません。
(その関係でか、値段も高い物が多い印象……)
そんな中でも、比較的リーズナブルな商品がありますので、この記事で紹介いたします。
厚みのある二つ折りマットレスで失敗しないため、注意点についても紹介。
折りたたみベッドの収納性も活かしつつ、フカフカな寝心地も手に入れたい人はぜひ最後まで眺めていってくださいね。
【なるべく安め】折りたたみベッド用、厚みのある二つ折りマットレスを紹介
早速ですが、折りたたみベッド用の厚みのある二つ折りマットレスを紹介いたします。
もちろん品質も寝心地にこだわった商品となっております。
ベッド・マットレス通販専門店の「ネルコンシェルジュ neruco」で販売されているマットレスです。
記事作成時点で、シングルより大きいサイズの商品はありませんでした。
(セミダブル以上の大きさの折りたたみベッドを使っているなら、相性は△)
高級マットレスにも採用される反発性の高いポケットコイルが448個も敷き詰められています。
そのため寝心地は「かため」
柔らかすぎるとマットレスの真ん中の境目が気になりやすくもなるので、合理的なデザインと言えますね。
もちろん二つ折りのマットレスということで、折りたたみベッドを収納するときも収納を別で用意する必要なし。
気になった口コミを紹介……
〇ポジティブな口コミ
折りたたみベッド用のマットレスを探していました。だいたい三つ折りのものが多く、二つ折りでも折りたたみの余地が作られているものはなかなかないので要望に叶うマットレスを見つけられました。真空圧縮して丸められた状態で届き、開梱は少し大変でしたが全く問題なく、1ヶ月以上寝続けていますが変わらず良い寝心地です。境目が腰の部分であるのが心配ですが、これからも使っていきます。価格もありがたい値だと思います。
※引用:ネルコンシェルジュ neruco 公式商品ページかためが好みなので選びましたが、とても快適です。真ん中の分かれ目がどうなのか気になっていましたが、到着してから5日使用しましたが全く気になりません。 大満足な買い物ができました。
※引用:楽天市場 商品ページ●ネガティブな口コミ
二つ折りというところがとても気に入って購入しました。 使わない時の収納がしやすくて満足です。 個人的には寝心地が少し固かったので、低反発のトッパーを敷いて寝ています。
※引用:ネルコンシェルジュ neruco 公式商品ページ寝心地は中肉中背ですが、腰が沈んでる気がするので、もう気持ち硬めが良いかも。でも弾力があって良い。ただ結構重いので、ベッドを畳んだり、広げたりする時が大変なので、もう少し軽かったら良かった。広げた時の隙間埋めもちょっと手間です。
※引用:楽天市場 商品ページ
寝心地が「硬すぎる」「柔らかすぎる」といった口コミが散見されるものの、おおむね高評価というのがぼくの所感。
(配送の態度が悪いとかは評価対象としてノーカウント)
寝具として使ってもよし、ソファー代わりに座って使うもよし。
もし将来的に広い部屋に引っ越して、折りたたみベッドが不要となった場合でも……
こちらのマットレスだけ使用を続けてもいい品質だと、個人的には評価しています。
気になった方は、ネルコンシェルジュの公式サイトで商品スペックをもっとチェックしてみてください。
あと、楽天市場などでも購入できるので、そちらの商品リンクも貼っておきますね。
本体とマットレスが一体の折りたたみベッド向け、上にのせて使えるマットレスも紹介
「もうマットレスが本体と一体になっている折りたたみベッドを買っちゃったよー」
という方向けに既成のマットレスの上にのせて使えるマットレスで良い商品があったので、合わせて紹介。

楽天市場で見つけたこちらのマットレスです。
- 折りたたみベッドの寝心地をUPさせたい
- 折りたたみベッドと一体のマットレスがへたれた
これらの要望や悩みを解決するのに大きく貢献してくれます。

先ほど紹介した商品とは異なり、ウレタンフォームのマットレス。
厚さはあまりないように見えますが、体圧を適度に分散するデザインとなっており、寝心地にこだわる人向けとなっています。
カバーは取り外し可能で洗濯もOK。裏面はメッシュとなっているため通気性も◎
何より、本体の上にのせたままベッドを折りたたむことができるデザイン性がすばらしいです。
上記のことから、折りたたみベッド用のマットレスとしては、トップクラスに優秀な商品だと思います。
強いて欠点を上げるなら、このマットレス1枚だと「厚みのあるマットレスを使いたい」という要望が満たせないのと……
先ほど紹介したマットレスに比べて、若干値段が高いところでしょうか。
折りたたみベッドで厚みのある二つ折りマットレスを使う際の注意点

折りたたみベッドで厚みのある二つ折りマットレスを選ぶのは、寝心地もこだわりたいなら悪い選択ではありません。
ただ、いくつか注意点があることは覚えておいた方がよいでしょう。
厚みのある二つ折りマットレスを使う際の注意点……
- 折りたたみにくい・重い
- 折りたたみ時にマットレスがたためないことがある
- 折りたたみベッドによっては耐荷重が厳しい
- 湿気がこもりやすい
- 二つ折り部分が気になる場合がある
- 折りたたみベッドの収納性が損なわれる可能性あり
- 薄いマットレスと比べ、基本的に値段が高くなる
折りたたみにくい・重い
厚みがあるマットレスは、薄いマットレスと比べて当然重くなります。
折りたたみベッドの種類によっては折りたたみの負担が大きく、重労働となってしまうかもしれません。
最悪ケガの原因にもなるので、力がない人はマットレスの重量についてもチェックしておくのをおすすめします。
折りたたみ時にマットレスがたためないことがある
折りたたみベッドの構造によっては、二つ折りのマットレスが上手くたためない可能性があります。
二つ折り部分の遊びが短いと、ベッドをたたんだ時にマットレスが浮いてしまいます。
マットレス選びの際は、自身の使っている(もしくは使う予定の)折りたたみベッドのサイズもしっかり確認しましょう。
折りたたみベッドによっては耐荷重が厳しい
厚みのあるマットレスは重量がある分、安全に使えるかのチェックも必要です。
折りたたみベッドはフレームが細かったり構造が複雑だったりするため、普通のベッドより耐荷重性が低め。
マットレスの重量+自分の体重を、十分支えられる折りたたみベッドでないと、おちおち安眠できませんよね。
ちなみに商品に表示される耐荷重は「静止状態」を想定しての数値が基本なので、50~100kgくらい余裕があると、個人的には安心。
湿気がこもりやすい
マットレスに厚みがあると、湿気がこもりやすくなります。
寝汗など夜間にため込んだ湿気を日中に逃がしきれないと、カビやダニの原因となるでしょう。
ただ二つ折りではないマットレスに比べて持ち運びは容易。
ですので定期的に日当たりの良い場所に立てかけるのが有効な対策となります。
(除湿シートを敷いて使うのも、もちろん有効)
二つ折り部分が気になる場合がある
横になったとき、マットレスの真ん中の二つ折り部分の質感が、気になることがあります。
柔らかい寝心地のマットレスだったり、体重が重めな人は、特にこの欠点が気になるかもしれません。
また二つ折り部分に隙間ができると、睡眠の阻害につながることもあります。
(マットレスの位置がずれないよう、フレームと固定できる商品は多め)
対策として敷きパッドや除湿シートなどを使うと、違和感が緩和されるため、おすすめです。
折りたたみベッドの収納性が損なわれる可能性あり
厚みのあるマットレスは二つ折りになるとより厚みが増すため、収納の自由度が下がります。
「マットレスが薄ければ、この隙間に折りたたみベッドがシンデレラフィットするのになぁ」
といったことは、6帖部屋でも十分起こる可能性があります。
単純に部屋の壁際に折りたたんだベッドを収納する場合でも、かさばることは必至。
もし部屋の広さを最優先にするのであれば、マットレスは薄いタイプで選んだ方がよいかもしれませんね。
薄いマットレスと比べ、基本的に値段が高くなる
予想はつくと思いますが、厚みあるマットレスの方が薄いマットレスより値が張ります。
新生活で家具・家電を一気に揃えようとしている場合、ちょっと手が出しづらいですね。
場合によっては、二つ折りのマットレスだけ購入して使う方法を検討してもよいかもしれません。
(折りたたみベッド本体は、予算の都合がついたら購入)
マットレスと本体が一体の折りたたみベッドの方が良い?

ここまでの内容をチェックされた方の中には、
「厚みのある二つ折りマットレスも良いことばかりじゃないのかぁ」
「コストがかかるなら、本体とマットレスが一体の折りたたみベッドにしようかな」
といった感想を持たれた人も少なくないはず。
ということでぼくの見解。単刀直入に言うと「別に悪い選択ではない」です。
広い部屋に引っ越すタイミングで、折りたたみベッドが不要になるケースは高いです。
そうなると、別で購入した二つ折りのマットレスについても、伴って不要となるはず。
(もちろん継続して使ってもいいですが)
新生活のタイミングで家具を一新するつもりなら、マットレスが本体が一体の折りたたみベッドを選ぶのも手です。
⇩コレとかリーズナブルでおすすめ

粗大ごみとして廃棄する費用を想定しても、低コストで使うことができますからね。
逆に言うと6帖のような部屋に長く住むつもりなら、マットレスは別売りの方が良いと経験則から感じます。
3つ折りのマットレスと折りたたみベッドは相性が悪い?

ところで、折りたたみベッド用に二つ折りのマットレスを探していると、3つ折りのマットレスばかりヒットしませんか?
「もしかして3つ折りのマットレスも折りたたみベッド用ってことかな?」
と、ぼくも一瞬考えましたが、どうやら違うようでした。
(商品のイメージ写真から、三つ折りタイプが多いすのこベッドで使うことを想定しているようです)
ですので基本、折りたたみベッドと三つ折りマットレスは相性は良くはありません。
折りたたみベッドの収納性(日中部屋を広く使える状態にすること)を最優先にするのであれば、
- 先に紹介したような二つ折りのマットレス
- 折りたたんだ時にへにゃっと曲がる薄めのマットレス
を使った方がいいでしょう。
とはいえ三つ折りマットレスも、二つ折りの折りたたみベッドでも使おうと思えば使えるデザイン。
部屋の広さを二の次にするのであれば、折りたたみベッドと組み合わせて使うのもアリだと考えます。
もしぼくが折りたたみベッドで三つ折りマットレスを使うなら……
- 夜間は寝具として使い……
- 折りたたみベッドを片付ける日中は、ソファとして使う
⇧こちらの商品のように、ソファで使うことも考慮したマットレスも。
複数の用途で使える家具は、狭い部屋を過ごしやすい環境にするのに貢献してくれることが多々あります。
三つ折りマットレスも、折りたたみベッドと組み合わせて使うのが暮らしの最適解になることがある――
ですので結論としては、必ずしも折りたたみベッドと三つ折りマットレスは相性が悪いとは言い切れません。
【まとめ】折りたたみベッドは本体が安い分、厚みのあるマットレスで寝心地に拘るのもあり
貴重なお時間を割いてのご清覧、ありがとうございました。
狭い6帖の部屋でも、広々とした空間作りができる折りたたみベッド。
欠点となる寝心地を補ってくれるのが、厚みのある二つ折りのマットレスです。
使い方にクセがあったり、値段が高いなどデメリットがあったりが気になる人もいたかもしれません。
しかしそれを補って余りある魅力があるのも事実。
折りたたみベッドは優れた機能があるにも関わらず、寝具としては比較的安価で購入できます。
その分、マットレスに費用をかけるのも良いのではないでしょうか。
今日はここまで。また次回。